工藤遥が共演したチョコレートプラネット・長田の印象を語る「本当に職人肌の方」

――長田さんの印象は?

「本当に職人肌の方だな、と!メラが変身するクロスギーツを演じたスーツアクターさんのお芝居の動画を見ながら、スーツアクターさんと2人でメラのキャラクターを作ってらっしゃって、すごく器用だなと。自分の思うメラの要素もお芝居で表現しつつ、スーツアクターさんのお芝居も吸収し、ちゃんと整理して細かい部分をしっかりと積み上げていく姿に圧倒されました」

――役者として得るものもあったのでしょうか?

「ありました!チョコプラさんのYouTubeが好きでよく拝見しているんですけど、お2人とも本当に特徴をつかむのがお上手だなと思っていて、キャラクターとして成立させつつ、『こういう人いるかもしれない』と思わせる説得力があるんです。そういう部分を今回の共演で直に感じることができましたし、役者として見習いたい部分だったのですごく勉強になりました」

――ご自身にとってのヒーローを教えてください。

「母親ですね。信じられないくらいタフでパワフルで、『母は強し』を体現しているような人なんです。子育てが落ち着いた今、趣味でいろんなことをやっていて、『どこにそんな時間と体力と余裕があるんだろう』って不思議に思うくらい、マルチタスクが得意過ぎるんですよ。あと、いつもは体育会系なので『お仕事があるだけまし。休んでる暇なんかないよ』って喝を入れてくるのに、私が仕事で立て込んでバタバタしていると、ちょうどいいタイミングで『ちゃんと休みなよ』って言ってくれるんです。離れて暮らしているのに、見えているみたいに。『本当にこの人はすごいな』って尊敬するところばかりです」

――「仮面ライダーギーツ」は"理想の世界"がキーワードですが、ご自身の"理想の世界"について教えてください。

「私は、お芝居をする上で年齢や性別はあまり関係なく、遠慮する必要はないと思っているんです。もちろん、ご一緒する方々皆さんを尊敬していて、後輩としての立ち振る舞いというものも心掛けていますが、芝居においては遠慮はいらないし、きちんと自分の意思を監督や周りの大人に伝えられる役者でいなければと。でも、まだまだ年齢や性別を理由に自己主張できない人もたくさんいるなと感じているので、そういう方々の不要な遠慮が一つずつクリアになっていったら、エンタメ界はもっと面白くなっていくのではないかなって思います」

――最後に映画をご覧になる方にメッセージをお願いします。

「この作品はすごくキャッチーで、ご家族でクスクス笑いながら楽しんでいただける作品になっているんじゃないかと思っております。1年間『仮面ライダーギーツ』を応援しているファンの方たちにとっては集大成となる作品なので、みんなの熱い思いが詰め込まれた夏にぴったりの映画になっていると思います。ぜひ楽しんでいただきつつ、悪役ではありますが、メラ&メロのこともかわいがっていただけたら嬉しいです!」

文=原田健

衣装
ワンショルダートップス・スカート= yae/ヤエ
イヤーカフ・リング= Jouete/ジュエッテ

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映画情報

映画『仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐』
映画『王様戦隊キングオージャー アドベンチャー・ヘブン』
7月28日(金)公開

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