小泉孝太郎演じる「いい人」がアクセント!深田恭子の悲壮感ある演技にも注目のドラマ「名もなき毒」

人間の心の闇と一口に言っても、そこには黒一色ではない多種多様の暗黒が入り混じっている。そんな誰もが抱える"毒"を見事な筆致で描き出す宮部みゆきの傑作小説をドラマ化した作品が、小泉孝太郎主演の「名もなき毒」だ。本作は平凡なサラリーマンを主人公とする杉村三郎シリーズから「誰か somebody」と「名もなき毒」を1つのドラマとして映像化したもので、前半では深田恭子がヒロインとして登場する。

告別式で出会う杉村(小泉孝太郎)と聡美(深田恭子)
告別式で出会う杉村(小泉孝太郎)と聡美(深田恭子)

(C)TBS

初夏のある日、今多コンツェルングループ会長の個人運転手を務める梶田(平田満)が自転車にひき逃げされる事件が発生。彼は死亡してしまい、グループ広報室に勤める杉村三郎(小泉孝太郎)が義父でもある会長の代理として告別式に列席する。過去の出来事により梶田に恩を感じていた杉村は、梶田の長女・聡美(深田恭子)と次女・梨子(南沢奈央)のためにひき逃げ事件を調べることに。しかしその調査に反対する聡美から、彼女自身と梶田に関する後ろ暗い過去を聞かされ、杉村は一家をめぐる闇に足を踏み入れていくことになる。

本格ミステリーでありながら、主人公の杉村三郎は探偵でも警察でもなく、どこにでもいる会社員。日常に潜む毒がにじみ出る本作の中で、杉村は毒に染まらない立ち位置を守りながら事件を見つめ続ける。そんな杉村のピュアさを表現できる俳優として白羽の矢が立ったのが小泉孝太郎だ。ドラマ化にあたり、原作者の宮部みゆきが直々に彼を指名したという。

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放送情報【スカパー!】

名もなき毒(全11話)

放送日時:11月3日(金)11:00~

放送チャンネル:WOWOWプラス 映画・ドラマ・スポーツ・音楽

※放送スケジュールは変更になる場合があります

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