牙狼<GARO>シリーズの最新作!主演・栗山航のアクションの変化にも注目の「ハガネを継ぐ者」

牙狼<GARO>シリーズの最新作「ハガネを継ぐ者」
牙狼<GARO>シリーズの最新作「ハガネを継ぐ者」

⒞2024「ハガネを継ぐ者」雨宮慶太/東北新社

本シリーズには新キャラクターとして、仲野温演じる若き魔戒騎士・白羽創磨が登場。失踪した父の帰還を信じる創磨は、父の不在中は自分の手でクレアシティを守りたいという思いから、よそ者である流牙に反発する。だが、ここでの流牙は黄金騎士としての品格と自信を兼ね備えた存在として立っており、まるで師のように創磨を受け止め、導いていく。栗山自身も、初期の流牙のアクションには「若さゆえのがむしゃらさと、力任せに打ち込むところがあった」と振り返るが、本シリーズの流牙は、相手の力をうまく使い、動きを見切った上で打ち返すといった"達人"のアクションへと進化を遂げた。それゆえクライマックスに至る展開における、「ハガネを継ぐ者」というタイトルに込められた思いなども胸を熱くさせる。

当時、大学生だった栗山が「牙狼<GARO>~闇を照らす者~」で俳優デビューを果たしてからおよそ10年。俳優としてのキャリアはまさに「牙狼<GARO>」とともにある、と語る彼も今や俳優として地位を確立し、多くの映画、ドラマ、CMなどに出演してきた。本作は、雨宮慶太監督、横山誠監督が築いてきた道外流牙シリーズの世界観を、新たなクリエーターたちとともに紡ぎ出した作品となるが、新作の撮影現場には、本作から「牙狼<GARO>」に参加することになったスタッフが半数近くいたという。そこで彼らからは、栗山が「牙狼<GARO>」から学んだことを「教えてほしい」と頼まれることになったという。

まさに道外流牙という役柄同様、「牙狼<GARO>」とは何なのか、ということを伝える立場となり、脚本の段階から参加。アクションやセリフの細かい言い回しなど、多くのものを本作にもたらした。そんな俳優・栗山航としての成長ぶりもこのシリーズで注目したいポイントだ。

文=壬生智裕

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放送情報【スカパー!】

牙狼<GARO> ハガネを継ぐ者
放送日時:4月26日(金)01:00~
放送チャンネル:ファミリー劇場
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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