天地真里沢田研二をゲストに迎え、息の合ったミュージカルドラマを見せた「となりの真理ちゃん」

ノリノリな演技を見せる沢田研二
ノリノリな演技を見せる沢田研二

(C)渡辺プロダクション

1973年4月12日に放送された第2回は「こちらバンダ!そちら誰だ?」というサブタイトルで、ゲストとして沢田研二が出演した。天地真理と人形たちによるオープニング曲「となりの真理ちゃん」の歌唱の後、本編がスタート。

新しくオープンした喫茶店のカウンターでコーヒーを飲む天地真理となべおさみ。カウンターの中には、沢田研二とコッペ。出されたコーヒーが天地の方が"特別感"があり、ふてくされたなべは人形たちを使って2人を合わせないように企てる。ストーリーの内容に沿って、デューク・エイセスの「おさななじみ」を2人で歌ったり、全員で「ビビデバビデブー」を歌ったりするほか、沢田研二の1973年1月に発売した5枚目のシングル「あなたへの愛」も劇中で歌唱している。喫茶店のカウンターに寄りかかり、リラックスした雰囲気の中、優しい表情で歌う姿はジュリーのかっこよさが際立っている。天地真理も1973年3月に発売した6枚目のシングル「若葉のささやき」を花や植物をバックに爽やかに歌唱。

ストーリー的にはコミカルな要素が満載で、沢田研二もノリノリで演じている。歌のシーンでは、歌詞の世界観に合わせていろんな表情を見せており、1回の出演の中でゲストのいろんな一面を楽しむことができる。沢田研二は「となりの真理ちゃん」(全26回)に4回出演。その前のシリーズ第1弾「真理ちゃんとデイト」にも3回出演し、天地の初主演映画「虹をわたって」でも共演しているので、まさに息の合ったコンビネーションを見せてくれている。歌あり、ドラマありのアットホームな雰囲気の「となりの真理ちゃん」沢田研二出演回をたっぷりと楽しんでもらいたい。

文=田中隆信

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放送情報【スカパー!】

となりの真理ちゃん#2
放送日時:7月22日(月)02:00~
放送チャンネル:ホームドラマチャンネル 韓流・時代劇・国内ドラマ
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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