2025年の大河ドラマへの出演が決まった中村隼人、歌舞伎界のプリンスが「気絶」で見せる泰然さ！

横浜流星主演の2025年度NHK大河ドラマ「べらぼう ～蔦重栄華乃夢噺～」で、時代劇のヒーローとして人気の高い"鬼平"こと長谷川平蔵を演じることが決定している中村隼人。その端正な顔立ちとたたずまいから、「歌舞伎界のプリンス」の呼び声も高い、次世代を担う歌舞伎俳優だ。そんな彼のテレビドラマ初主演作にして、当たり役となったのがNHKのBS時代劇「大富豪同心」シリーズの八巻卯之吉だ。時代劇ファンのみならず、歌舞伎ファンからも注目を集めている。この作品のシリーズ1、2が時代劇専門チャンネルで9月5日(木)から放送される。

隼人が演じる卯之吉は、江戸一番の超豪商・三国屋の孫で、遊とうの限りを極め尽くした遊び人。だが、卯之吉の将来を案じた三国屋の主・徳右衛門の差し金により、南町奉行所の見習い同心として働き始めることになる。だが根っからの遊び人である卯之吉は、剣を振るえないどころか、走るのもダメ。さらに暗闇も怖いと来ている。同僚からは、およそ同心として向いていないと思われていたが、お金や立場にとらわれない超然とした姿勢や、放とう生活で身につけた品や教養によってどんどん周囲の人々の誤解を引き起こし、その人々の力によって江戸で起こる数々の事件を"はんなり"と、他力本願で解決していくさまが描かれる。

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