
(C)次元超越体/DIMENSIONS

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さらに危険な宗教家・阿闍梨役で不気味な存在感を放つ千原ジュニアをはじめ、狼介の彼女・野々花役を演じた芋生悠、「生きている。」、「ここにいる。」、「すぐにゆく。」を1本の映画に再編集した「そういうものに、わたしはなりたい。」(公開中)の主人公・鉄平役で出演した渋川清彦、阿闍梨の信者・ヤスをコミカルに演じた東出昌大ら、豊田組の常連たちが、壮大かつユニークな物語を脇から支える。

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そんな物語を締めくくるのが「抱きしめたい」。豊田がThe Birthdayのすべての曲を聴き直して、「あまり巧く込めることができなかった"愛"の要素を、チバくんが代わりに歌ってくれている気がしました」という理由からエンディグテーマに選んだそう。
「俺は決めたんだ あのクズ共から世界を奪い返すって それで青に還すんだ その後でお前を根こそぎ抱きしめてやる」というサビなど、映画のメッセージを体現する"愛"と"闘い"をエモーショナルに歌い上げるチバの歌声が鳴り響くラストには、胸が熱くなる。
このエンディングまで、「次元を超える」は劇場の大きなスクリーンと音響でこそ楽しみたい1作だ。
文=HOMINIS編集部
映画情報
次元を超える
2025年10月17日(金)より公開中
(C)次元超越体/DIMENSIONS
詳しくは
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