世界にも波及?「国宝」現象を引き起こした吉沢亮&横浜流星...朝ドラ「ばけばけ」&大河「べらぼう」にも表れた鮮烈な存在感
俳優
■「ばけばけ」と「べらぼう」、2人揃って国民的プログラムで存在感を発揮
そんな2人は「国宝」だけでなく、それぞれが話題作に引っ張りだこ。特に"朝ドラ"と"大河"という国民的プログラムでもメインキャストとして存在感を発揮している。
吉沢は、松江の没落士族の娘・小泉セツとその夫で作家の小泉八雲をモデルとした連続テレビ小説「ばけばけ」(放送中)に出演中。高石あかり(※「高」は正しくは「はしごだか」) が演じるヒロイン・トキと彼女の夫になるヘブン(トミー・バストウ)のなれそめの真っ只中の本作で、海外からやってきたヘブンの暮らしをサポートする松江中学の英語教師・錦織友一を演じる。
英語に堪能なキャラクターを演じる上で流暢な英語を操る達者ぶりを見せると同時に、気ままなヘブンに翻弄されつつも健気に支えながら友情を感じていく誠実さ、ふと顔を出す翳りある表情まで、深みある演技で陰の主役と言えるような存在感を示している。
一方、横浜も日本のメディア、ポップカルチャーの礎を築いた"蔦重"こと蔦屋重三郎の波乱万丈の生涯を描いた大河ドラマ第64作「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(NHK)の主役を、約1年にわたって務め上げてきた。
横浜自身が「おおげさなくらい」と語ったように、ややオーバーな演技で誰からも愛される若き蔦重をエネルギッシュに表現した青年期をはじめ、年齢を重ね様々な苦楽を経験した壮年期など、べらぼうな男の激動の人生模様を、変化をつけながら巧みに浮かび上がらせている。
クライマックスに向けた最後のPR動画では、病床に伏しながらも最後まで本を作り続けようとする姿に大きな反響が寄せられるなど、12月14日(日)に最終回を迎えるにあたり、大きな盛り上がりを見せている。
2025年に大活躍を見せた吉沢亮と横浜流星。来年以降の活躍も楽しみな彼らの魅力を、これらの作品で堪能したい。
文=HOMINIS編集部
映画・放送情報
国宝
2025年6月6日より全国東宝系にて公開中
出演:吉沢亮/横浜流星/高畑充希/寺島しのぶ/渡辺謙
配給:東宝
連続テレビ小説「ばけばけ」
2025年9月29日より毎週(月)〜(土)8:00〜 ほか
※(土)は1週間の振り返り
チャンネル:NHK総合
出演:高石あかり、トミー・バストウ/吉沢亮 ほか
大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」
2025年1月5日より毎週(日)20:00〜 ほか
チャンネル:NHK総合
出演:横浜流星/染谷将太、橋本愛/生田斗真、里見浩太朗 ほか
詳しくは
こちら


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