伊藤健太郎の素晴らしい演じ分け!ヒロイン・筧美和子の魅力もたっぷり!本宮泰風プロデュース「静かなるドン 第6章」

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「静かなるドン 第6章」に出演する伊藤健太郎(写真真ん中)、本宮泰風(写真右)
「静かなるドン 第6章」に出演する伊藤健太郎(写真真ん中)、本宮泰風(写真右)

(C)新田たつお・実業之日本社/映画「静かなるドン2」製作委員会

主演・伊藤健太郎、筧美和子がヒロインを演じる「静かなるドン 第6章」が2026年2月11日(水)に東映チャンネルで放送される。

「静かなるドン」は、1988年から2013年まで「週刊漫画サンデー」で連載された新田たつおの名作ヤクザ漫画を実写映画化したもので、2023年5月に映画「静かなるドン 前編」「静かなるドン 後編」、2024年9月に「静かなるドン2 前編」「静かなるドン2 後編」として劇場公開された。その4本の劇場作品を、それぞれ二つの章に分けて、全8章に。今回、東映チャンネルで初放送となる「第6章」は、映画「静かなるドン2 前編」の後半部分となる。

伊藤が演じる主人公・近藤静也は、関東最大規模の暴力団「新鮮組」の一人息子。任侠の家庭に生まれたが、ヤクザ家業を嫌い、"平和に生きたい"という自分の願望を貫き、デザイン会社で働いている。デザインのセンスがなくて仕事はできるとは言い難いが、普通に働いて過ごす毎日に幸せを感じていた。そのデザイン会社の同僚で、デザインセンスのある秋野明美に静也は密かに恋心を抱いていた。その秋野明美を筧が演じている。

そんな静也の生活が、父親が亡くなったことで一変。本人の意思に反して、新鮮組の新総長にさせられてしまった。ただし、"総長"であることは隠して、デザイン会社での勤務は継続。カタギとヤクザの二刀流としての新しい生活が始まった。

■「日本統一」の主演でもある本宮泰風が本作でもプロデュースを手掛けている

伊藤健太郎の存在感とヒロイン・筧美和子のナチュラルな演技にも注目
伊藤健太郎の存在感とヒロイン・筧美和子のナチュラルな演技にも注目

(C)新田たつお・実業之日本社/映画「静かなるドン2」製作委員会

新鮮組の若頭・鳴門竜次役の深水元基をはじめ、寺島進、三宅弘城、お笑いトリオ・我が家の坪倉由幸、静也の母親・妙役で筒井真理子、内田慈ら個性的なキャストがズラリ。さらに、人気仁俠シリーズ「日本統一」の主演で総合プロデュースも手掛けている本宮泰風が本作でもプロデュースを手掛け、新鮮組の猪首硬四郎役で出演もしている。「日本統一」の"抗争をなくすために日本を統一する"というテーマと、静也の考えは似ている部分があり、本宮がプロデュースを手掛けていることによって、その共通した部分もしっかりと描かれているところも見どころとなっている。

第1章から第4章までは、宿敵といえる関西の鬼州組との対立が描かれ、静也は不毛な争いは避けようとするが明美が拉致されるという事件も起こり、全面対決へ。それぞれの組も一枚岩ではなく、裏切りなども多発するが、第4章でなんとか鬼州組を制圧することができた。

第5章から新たな展開に突入。鬼州組との抗争が落ち着いたと思ったら、刑務所から海腐雄二(渡辺いっけい)が出てきて、鬼州組の6代目組長となった。また新たな抗争が勃発するのかと思いきや、海腐は新鮮組に"和平"を持ちかけてくるという意外な展開に。

しかし、そう簡単に事が進むわけがない。伝説の殺し屋・J(山口祥行)が現れたり、ヤクザの娘でヤクザが嫌いな女子高生・彩子が出現したりと、次なる物語が動きはじめた。

そして「第6章」。和平交渉の当日、調印を進めているところに銃撃音が響き、鬼州組の組員が倒れた。実は、これは海腐が新鮮組を陥れるために仕組んだ罠だった...。第6章は、後半部分の「起承転結」の"承"にあたる部分。話が大きく動き、状況の変化が激しいところが見どころ。

「静かなるドン」の注目ポイントといえば、やはり伊藤の演技が挙げられる。前半は、争いごとが嫌いな"草食系男子"の静也を、ひ弱な感じがありつつも、ポジティブというか、お気楽な感じもあり、爽やかな雰囲気たっぷりで演じきっている。

スーツにサングラスをかけて新鮮組の総長の時は、"武闘派"ではなく、声を荒げたりせず、簡単に相手の挑発に乗ったりせず、自分の意志をしっかりと貫いていく姿を演じている。その二面性と、"カタギとヤクザ"の二重生活を演じ分けているところに伊藤の役者としての魅力が感じられる。

■ヤクザたちの中で際立つ、ヒロイン・筧美和子のナチュラルな演技

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