(C)テレビ朝日・東映
上川隆也主演の人気シリーズ「遺留捜査」第3シリーズがテレ朝チャンネル1で放送される。「遺留捜査」は、2011年4月に第1シリーズが放送され、人気を博し、2023年9月までに連ドラとして第7シリーズ、スペシャルも11弾まで放送された。
上川と言えば、1997年の「毛利元就」をはじめ、仲間由紀恵とW主演を務めた「功名が辻」(2006年)、「龍馬伝」(2010年)、「平清盛」(2012年)とNHKの大河ドラマに多く出演しており、落ち着きがあり、頭脳明晰で真面目なキャラクターを演じている印象が強い。
しかし、ただ真面目なだけでなく、真面目さゆえの"ユーモア"センスが生きる役もうまく演じていて、コメディ作品にもハマっていた。そんな上川のハマり役となったのが「遺留捜査」の糸村聡。
「遺留捜査」は、刑事ドラマだが、普通の刑事ドラマではない。タイトルにもあるように、事件現場に残された「遺留品」から、被害者がどんな人物だったのかを読み解いていくことが主となっている。犯人や被疑者よりも、被害者に焦点を当てて捜査を進めていくので、被害者の過去、関わりのある人物、大切にしていたものなどが"遺留品"から繋がっていき、人間関係が浮き彫りになっていく。そういう意味では、人情深いストーリーになっていくのも自然な流れだと言えるだろう。
■上川は糸村聡を愛情たっぷりに演じる
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上川が演じる"糸村聡"は、大学卒業後に警視庁に入り、所轄の鑑識に配属されたのち、捜査一課の科学捜査係に配属される。鋭い鑑識眼を持ち、遺留品をもとに徹底的に事件の真相を追い詰めるタイプで、スイッチが入るとそれに夢中になってしまい、時間が経つのも忘れてしまうほど。
威圧的なタイプではなく、むしろその逆。穏やかな雰囲気の人物だが、見かけとは違って、かなり頑固だったりもする。「3分だけお時間いいですか?」。これは糸村の決め台詞というか、遺族や関係者に言う言葉で、この"3分"が事件解決のための重要な時間となっている。
第1シリーズは警視庁で、変わり者でありながら事件を多く解決し、異彩を放っていた。2012年放送の第2シリーズでは、ある事件を機に糸村は月島中央署に左遷されてしまい、物語の舞台は東京の下町へ。事件現場に自転車で現れるなど、下町の雰囲気に糸村がいい感じに溶け込んでいて、内容もより人情味のあるものになっていた。月島中央署の刑事課課長は、糸村と同期の水沢響子(斉藤由貴)。糸村の行動が理解できないと言いつつも、よき理解者でもある。









