がフィンランドの国民的俳優とW主演!手書きノートとボイスメモで挑んだ国際プロジェクトの舞台裏「フィンランド語、英語、日本語が飛び交う現場でした」

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杏に聞く日本×フィンランド共同製作ドラマ 「連続ドラマW BLOOD & SWEAT」
杏に聞く日本×フィンランド共同製作ドラマ 「連続ドラマW BLOOD & SWEAT」

2026年4月5日(日)よりWOWOWプライムで放送がスタートする、日本とフィンランドが共同製作したWOWOW『連続ドラマW BLOOD & SWEAT』。日本とフィンランドを舞台に、2人の刑事が国を越えて連続猟奇殺人事件の真相に迫る衝撃のクライムサスペンスだ。本作で日本の警視庁捜査一課の刑事・涼宮亜希を演じる杏は、ロケのために一家でフィンランドに約3ヵ月間滞在。俳優として、そして一人の人間として新たな視点を得たという。

フィンランドの国民的俳優ヤスペル・ペーコネンとの共演、異文化の中での生活、外国語のセリフとの格闘...。極寒の地で待っていた彼女の新たな挑戦やエピソードを伺った!

──本作は、日本とフィンランドを舞台に、国境を越えて発生した連続猟奇殺人事件の真相を追うオリジナルドラマです。企画を聞いた際、どんな点が出演する決め手となりましたか?

「以前から海外作品に参加したいという思いはありましたが、長期の拘束期間が子供を育てる上での高いハードルでした。ですが今回は、家族を連れてフィンランドに行けるよう手筈を整えていただき、『懐に飛び込んでいいよ』と言ってもらえたような安心感がありました。2つの国を結ぶミステリーという物語の面白さはもちろん、状況としても非常に恵まれていたことが大きかったです」

──杏さん演じる亜希は、公安の元トップである父を持ちながらその影響力にすがらないたくましさを持つ女性刑事。セリフの半分以上が英語ということですが、お芝居はいかがでしたか?

「捜査の専門用語は日常会話にはない言葉ばかりで、発音もそうですが、特に"感情を乗せるための区切り方"に苦労しました。セリフ指導の方から、どこを強調するかでニュアンスが変わるというお話を伺って。日本語なら無意識にできることが、英語だとこんなに分からなくなってしまうのかという不安もありましたが、一生懸命取り組んだ分、大きな学びとなりました」

杏に撮影中のお子さんとのフィンランドでの生活・現地で大活躍したアイテムなどもたっぷり語ってもらった!
杏に撮影中のお子さんとのフィンランドでの生活・現地で大活躍したアイテムなどもたっぷり語ってもらった!

──以前インタビューをさせていただいた際、「セリフをノートに書いて覚える」という習慣をお聞きしました。今回もそうだったのですか?

「はい。全く一緒で、英語なので横書きに変わったくらいです(笑)。自分の手で一回書くと読み飛ばしがなくなるので、どの言語でもやっぱり必要だなと思いました。ただ、英語だと日本語で言う"てにをは"のような細かな抜けに気づきにくくて。ボイスメモに吹き込んで何度も聞き直すなど、ツールを駆使して反復しました」

──国際共同製作ということで、台本なども普段とは違ったのでしょうか。

「まず、英語も日本語もすべて併記されたバイリンガル仕様なんです。日本の台本は大体が縦書きですが、今回は横書き。しかも開きも逆なので、最初は慣れるまでに時間がかかりました。海外では製本する文化もあまりないようで、データか、その日に撮影する分だけを印刷したペラの紙だけでやるそうです」

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