美空ひばり高倉健が恋に歌に人生を謳歌する...エンターテインメントの真髄を見せた映画「娘の中の娘」

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当時若手だった高倉健の存在感が本作でも光る
当時若手だった高倉健の存在感が本作でも光る

(C)東映

一方、高倉演じる石岡は、ぶっきらぼうながらも芯が強く、どこか憎めないキャラクターだ。石岡と桂子の関係性がどのように紡がれるのかはもちろん、当時から異彩を放っていた高倉の"圧倒的な存在感"が、物語に深い奥行きを与えている点にも注目したい。

高倉はのちに映画「幸福の黄色いハンカチ」(1977年)、「鉄道員(ぽっぽや)」(1999年)など、多くの名作に出演してきたスターである。本作では、"飛躍前夜"の高倉のエネルギーに満ちた演技を堪能できるのも見どころなのだ。

また、高倉は俳優業だけでなく、歌手としても活動していたのは有名な話。本作でも高倉の歌声が聴けるので、いつどんなシーンで楽しめるのか、探してみるのもよいだろう。

文=浜瀬将樹

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