10代の広瀬すずが多感な女子高生を体現 池田エライザ山本舞香らと"まぶしい青春模様"を繰り広げた映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』

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「SUNNY 強い気持ち・強い愛」
「SUNNY 強い気持ち・強い愛」

©2018「SUNNY」製作委員会

近年、映画俳優としてますます存在感を増している広瀬すず。2025年にはドラマ「クジャクのダンス、誰が見た?」(TBS系)で、父の死の真相を追う主人公・山下心麦を演じ、揺れ動く感情を丁寧に表現した。映画でも「ゆきてかへらぬ」では大正から昭和初期を生きた女優・長谷川泰子、「片思い世界」では杉咲花、清原果耶と共に共同生活を送る美咲、「遠い山なみの光」では過去の記憶を抱える悦子、「宝島」では戦後沖縄を生き抜くヤマコに扮し、作品ごとに異なる時代や痛みを背負う人物を演じている。そんな広瀬が、10代ならではのまぶしさと不器用な成長を鮮やかに刻み込んだ作品が、6月25日(木)に映画・チャンネルNECOで放送される映画「SUNNY 強い気持ち・強い愛」だ。

2011年に製作された韓国映画「サニー 永遠の仲間たち」を原作に、「モテキ」(2011年製作)「バクマン。」(2015年製作)などを手がけた大根仁監督が日本版として映画化した本作。90年代のJ-POPやコギャル文化を背景に、高校時代を共に過ごした女性たちの再会と友情を描き出している。現在の主人公・奈美を篠原涼子、高校時代の奈美を広瀬が演じるほか、小池栄子、ともさかりえ、渡辺直美、山本舞香、池田エライザ、富田望生らが出演している。

物語は、専業主婦として暮らす奈美が、高校時代の親友・芹香と再会するところから始まる。芹香は末期ガンを患っており、「死ぬ前にもう一度だけ、みんなに会いたい」と願っていた。その思いを受け止めた奈美は、かつての仲良しグループ"サニー"のメンバーを探し始める。現在と過去を行き来しながら、彼女たちがどんな時間を過ごし、何を失い、何を心の奥に残してきたのかが浮かび上がっていく。

10代の広瀬すずが転校生の女子高生を好演!山本舞香、池田エライザらとの共演もまぶしい「SUNNY 強い気持ち・強い愛」
10代の広瀬すずが転校生の女子高生を好演!山本舞香、池田エライザらとの共演もまぶしい「SUNNY 強い気持ち・強い愛」

©2018「SUNNY」製作委員会

広瀬が演じる女子高生時代の奈美は、地方から東京へ転校してきたばかりの少女。山本演じる芹香、池田演じる奈々、富田演じる梅たちが放つ勢いに最初は圧倒され、教室でも街でも少し所在なさげな表情を見せる。だが、そんな奈美が"サニー"の仲間たちと出会い、少しずつ自分の居場所を見つけていく姿が、本作の大きな見どころになっている。

例えば、転校初日から周囲になじめずにいた奈美が、芹香たちと関わる中で笑顔を増やしていく場面。最初は一歩引いた場所から様子をうかがっていた奈美が、彼女たちのまっすぐな明るさに触れ、少しずつ表情をほどいていく。笑う時の顔も、友人を見つめる目も、声の出し方も変わっていく。広瀬はその変化を大げさに見せるのではなく、ほんの少しの表情の揺れや間合いで伝えている。

特に、芹香との関係性は愛おしい。強気で自由で、どこか危うさもある芹香に対して、奈美は憧れを抱きながらも、ただ後ろをついていくだけではない。芹香の勢いに背中を押され、時には驚き、時には思い切り笑いながら、奈美自身も少しずつ変わっていく。性格も立場も違う2人が、出会ってすぐに心を通わせ、かけがえのない友人関係を築いていく。その距離の縮まり方には、青春映画ならではの高揚感がある。

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