「俳優ってこういうことか」――塩野瑛久が語る、 中島健人との共演と風間俊介から受けた衝撃
俳優
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――中島さん演じる麗司との対立も見どころですが、現場での掛け合いで特に刺激を受けたシーンや印象に残っているシーンは?
「撮影の合間は本当に他愛もない話をしていました。みなさんに対して壁がなく、フラットに話してくださったという印象です。
現場では『中島さんのお姫様抱っこが全然ブレない』とスタッフさんの間でも話題になるほどで、思わず僕も中島さんの筋肉に"お姫様抱っこ筋"と名付けてしまったんですが(笑)、そういった細かい部分にもストイックさを感じました。
完成した作品を見たときも、役とすごくマッチしていて、『中島さんがやるから成立する部分だな』と感じましたし、改めてそのすごさを実感しました」
――劇中のようなライバル関係について伺います。これまでの活動の中で、特定の存在を意識したり、他の方の演技を見て「これは一本取られた!」と悔しさを感じたりした経験はありますか?
「『すごいな』と思って悔しさを感じる瞬間は正直しょっちゅうあります。特に印象に残っているのは、僕が戦隊ヒーローの作品(『獣電戦隊キョウリュウジャー』)を終えてすぐの頃に出演したドラマ(『あすなろ三三七拍子』)で、風間俊介さんと共演したときのことです。
僕が台本から受けていた"チャラい人物"という印象と、実際の風間さんのお芝居が違っていたのですが、その違和感がすぐに引き込まれる感覚に変わりました。キャラクターとしてではなく、そこに"生きている一人の人間"として存在していて、気づいたら目が離せなくなりました。そのとき、『俳優ってこういうことか...!』と強く感じたのを覚えています。
同じ台本でも、受け取り方や演じ方によってここまで違うものになるんだと実感しましたし、風間さんは"チャラい"という記号的表現ではなく、その人物としてのリアルな存在感をしっかり演じられていたんです。それを目の当たりにしたときは、『一本取られた』という感覚で、本当に大きな刺激を受けましたし、俳優としてすごく勉強になった瞬間でした」







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