福原遥出口夏希が演じた儚くも美しいそれぞれの恋...生きることの尊さを教えてくれた映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」

俳優

百合(福原遥)と千代(出口夏希)が紡いだそれぞれの恋
百合(福原遥)と千代(出口夏希)が紡いだそれぞれの恋

©2023「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」製作委員会

本作では、彼女と同じく「恋」をしているキャラクターがいる。出口夏希が演じた勤労学生の千代だ。彼女は彰と同じく特攻隊員の石丸(伊藤健太郎)に想いを寄せていた。どこまでも明るい石丸は、暗い時代のなかで生きる仲間の心を優しく照らす...。千代もそんな彼の姿に心をときめかせていたのだろう。

純粋に石丸を想う彼女の表情はキラキラと眩しく、いわゆる"恋バナ"に花を咲かせる姿には幸福感が漂う。千代の恋を応援したくなるのは、出口が彼女の心の機微を繊細に演じているから。そうに違いない。

映画「あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。」が、8月7日(金)に公開される
映画「あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。」が、8月7日(金)に公開される

©2026「あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。」製作委員会

たとえどんな残酷な結末が待ち構えようとも、人は誰かを愛さずにはいられない。激しく葛藤しながらも恋に突き進む百合と、先の見えない時代のなかで芽吹いた千代の恋。どちらも美しく、そして儚い。

8月7日(金)には、本作の続編で完結編となる映画「あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。」が公開される。物語の「その先」へ進む前に、いま一度、"あの丘で咲いた"切なくも美しい恋の記憶を辿ってみてもいいだろう。

文=浜瀬将樹

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