"心の傷"と"再起"を体現した中村倫也と、グラデーションで"変化"を見せた池田エライザ...明日の活力になるドラマ「DREAM STAGE」

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吾妻潤(中村倫也)と遠藤水星(池田エライザ)がNAZEをスターに押し上げるドラマ「DREAM STAGE」
吾妻潤(中村倫也)と遠藤水星(池田エライザ)がNAZEをスターに押し上げるドラマ「DREAM STAGE」

世界のトレンドをけん引し続けるK-POP。華やかなステージには夢と希望が満ちあふれ、日々を生きる力となる。「推しのいる生活」の尊さを改めて教えてくれる素晴らしきエンターテインメントだ。

けれど、光が強ければ影もまた濃い。あのステージの上に立てるパフォーマーはほんの一握りであり、その水面下では、頂点を目指す若者たちの熾烈な争いが繰り広げられている。

ドラマ「DREAM STAGE」は、そんな光と影が交錯するK-POP界を舞台にした、泥臭くも美しい物語である。

主演は中村倫也。中村が演じるのは、とある事件によって音楽業界を追放され、どん底に落ちた元天才音楽プロデューサーの吾妻潤だ。"諦め"のなかで生きてきた吾妻が、落ちこぼれグループの「NAZE」(ネイズ)に出会い、共に壁を乗り越えていくストーリーで、彼は苦しみながらも夢に向かって一歩を踏み出す。

中村倫也は"心の傷"という目に見えない痛みを、圧倒的なリアリティで表現する天才だ。彼が見せる表情や佇まいには、観る者の心を揺さぶる切なさがある。気がつけば心が苦しくなって共に泣き、その虚無感や失意の深さにのみ込まれそうになるほど。

しかし吾妻は、そこで終わらない。自分を信じてくれるNAZEのため、自分自身の未来のために泥沼の中から必死に手を伸ばし、光をつかみ取ろうとする。どんなに困難が降り注ごうとも、吾妻とNAZEは奇跡を起こして前を向く。そんな彼らを見ていると、不思議と涙があふれ、エネルギーが湧いてくるのだ。

改めて思う。中村倫也は、傷ついた人間の"弱さ"と"強さ"を同時に体現できる俳優なのだ、と。泥臭く足掻きながらも前を向く彼の姿があるからこそ、この物語は単なるエンタメを超え、魂を揺さぶるリアルなドラマになる――。

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