「最愛の家族を殺されたら、あなたは何を、望みますか?」――そんな問いを真正面から突きつけるのが、連続ドラマW 東野圭吾「虚ろな十字架」だ。死刑制度という普遍的な社会テーマに真正面から挑んだ東野圭吾の渾身作が初映像化される。
主演を務めるのは、WOWOW連続ドラマ初主演、そして東野圭吾作品にも初主演となる香取慎吾。原作は発行部数約76万部を誇るベストセラー小説で、東野圭吾とWOWOWのタッグは本作で10作目となる。2026年7月23日に東野が逝去したことを受け、改めて注目が集まっている。
俳優、歌手、タレントとして幅広い分野で活躍を続ける香取慎吾。近年も俳優としてキャリアを重ねており、映画「凪待ち」(2019年)ではギャンブル依存症を抱える役をリアルに演じるなど、シリアスな作品でも印象的な演技を見せてきた。
2025年には、フジテレビ系ドラマ「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」で、家族や社会の問題に向き合う主人公を演じた。2026年には映画「バナ穴 BANA_ANA」に主演。さらに2027年1月には主演映画「高校生家族」の公開も控えるなど、精力的な活動を続けている。
今作で香取が演じるのは、ペットの葬儀店を営む中原道正。11年前に人生を揺るがす事件を経験し、妻の小夜子(鈴木杏)とも離婚。今も過去の悲しみと向き合えないまま、孤独と虚しさを抱えて日々を過ごしている。
そこへある日、刑事の佐山(山中崇)が訪ねてきて、別れた妻の小夜子が何者かに殺害されたという事実を告げられる。中原は元妻の死の真相を追う中で、これまで目を背けていた過去と再び向き合うことになる。
これまで香取が演じてきた人物の中には、苦悩を抱えながらも、そこから立ち直り光を目指していく役もあったと、公式サイトでコメントしている。しかし中原は、家族を失った過去から簡単には抜け出せず、"変われない"まま生きている人物だ。香取自身も中原について、「変われない」というところが現実的でリアルだと感じたと語っている。
さらに撮影を通して、ニュースを見る際の感じ方や「生きる感覚」が以前とは違ってきたとも明かしており、それほどまでに中原という人物と深く向き合ったことがうかがえる。
暗い世界にたたずみ、消えない傷を抱えながら、それでも日々の生活を続ける中原。共演した蓮佛美沙子が「香取さん演じる中原さんに初めて対峙した時の、目の奥の深い悲しみが忘れられません」と明かす通り、静寂の中に重厚な悲哀をたたえた香取の演技から目が離せない。



佐藤勝利ら"205期生"にも期待大!木村拓哉の鬼教官ぶりが恐ろしくも心を揺さぶる「教場」シリーズ" width="304" height="203" loading="lazy" fetchpriority="high">






