キャンディーズが歌ってコントで弾ける!伊東四朗&小松政夫との異色タッグで一大ブームを巻き起こした伝説のバラエティ「みごろ!たべごろ!笑いごろ!!」

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「みごろ!たべごろ!笑いごろ!!」
「みごろ!たべごろ!笑いごろ!!」

(C)渡辺プロダクション

一方、コントでは、伊東四朗と小松政夫の卓越したコンビネーションから、数々の名コーナーが誕生。なかでも、伊東四朗の「ベンジャミン伊東」コーナーから生まれたヒーロー・デンセンマンは、番組を象徴する存在である。漫画家・石ノ森章太郎がデザインしたデンセンマンによる「チュチュンがチュン」で始まる「電線音頭」は、子どもたちの間で大ブームとなり、社会現象にまで発展した。

小松政夫が"しらけ鳥"のパペットと歌う「しらけ鳥音頭」も、番組を代表する人気コーナー。さらに、「小松の親分さん」など、伊東四朗と小松政夫によるアドリブ満載の掛け合いから、さまざまな名コントが誕生した。

なかでも印象深いのが、「悪ガキ一家の鬼かあちゃん」である。伊東四朗が"鬼かあちゃん"に扮し、キャンディーズと小松政夫が"悪ガキ"役として登場。普段は華やかなステージで歌うキャンディーズが、伊東四朗を「お母さん」と慕いながら、コントに全力で挑む姿は必見だ。

「みごろ!たべごろ!笑いごろ!!」
「みごろ!たべごろ!笑いごろ!!」

(C)渡辺プロダクション

伊藤蘭は、同番組について「毎回歌のステージがあり、ドラマやコントもしっかり創り込まれた、まさにバラエティの名に相応しい贅沢な番組だった」と振り返っている。伊東四朗と小松政夫の優しい人柄に支えられ、多くのことを学んだという伊藤。2人の包容力や、時に破壊力さえ感じるコンビネーションに刺激を受けたと語っている。

「みごろ!たべごろ!笑いごろ!!」
「みごろ!たべごろ!笑いごろ!!」

(C)渡辺プロダクション

第1作「美しき伝説」ではバレーボール、第2作「めざめれば秋」では柔道を題材に、キャンディーズの3人がフレッシュな演技を披露した。主題歌もキャンディーズが歌い、ナレーションは森山周一郎が担当している。

キャンディーズが本作での賑やかなコントとは趣の異なるドラマにも挑んでいることからは、歌だけにとどまらない幅広い表現を求められていたことがうかがえる。後に俳優としても長く活動する伊藤蘭や田中好子の、若き日の演技に触れられる点も興味深い。

このほか、加山雄三と荒井注による「若大将とハゲ大将」、「加山さんちの雄三くん」、「ベストコンディション布施明」など、現在ではなかなか見ることのできない貴重なコーナーも登場。

歌って、踊って、笑わせる。キャンディーズの多彩な魅力と、伊東四朗&小松政夫の絶妙な掛け合いが詰まった「みごろ!たべごろ!笑いごろ!!」。昭和のテレビ史に刻まれた、懐かしくもエネルギッシュな笑いを堪能したい。

文=HOMINIS編集部

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