Interview file1:小越勇輝
前作より一回り成長した
坂道の姿を楽しみにしてください
―ドラマ「弱虫ペダル」season2の放送スタートが近づいてきましたね。
「ドラマを応援してくださる皆さんのたくさんの声があってこその続編なので感謝の気持ちでいっぱいです。同時に、前回を超えなきゃ!っていうプレッシャーもありますね。僕が演じる小野坂道は、すごく純粋で真っすぐな男の子。彼の優しさや仲間を思う姿、他人に何か言われても自分を貫こうとする強さを大切に演じていきたいなと思います。前作より一回り成長した坂道を楽しみにしていてください」
―多くの魅力的なキャラクターが登場する本作。演じる坂道以外で好きなキャラクターは?
「総北2年生の手嶋(純太)ですかね。彼は策士で勝負のときは、嫌な人だなと思うこともあるんですけど...。奥にある優しさや、後輩への思いというのが本当にカッコイイな、と。手嶋というキャラクターはもちろん、彼を演じる鯨井(康介)くんもすごくすてきだなって思います」
―キャストの中でライバルはいますか?
「うーん(悩)。僕自身は共演者をライバルという見方はしていないんですけど、演じる坂道の目線で考えるなら、真波山岳役の植田(圭輔)先生。今回は、坂道と真波のインターハイでの最後の戦いが大きな見せ場になっていると思うので、そこでは真波に負けないくらいの坂道の熱い走りを見せたい。ちなみに植田先生と僕って考え方や感覚がすごく似ているんですよ。最高のレースになるよう、2人で頑張ります!」
PROFILE
おごえ・ゆうき●94年04月08日生まれ。'10年から14年までミュージカル『テニスの王子様2ndシーズン』に主演(越前リョーマ役)。ほか、舞台「弱虫ペダル」(15年ほか)をはじめ舞台「東京喰種トーキョーグール」(15年)、舞台「ドラえもん のび太とアニマル惑星」(17年)など数々の舞台に主演
Interview file2:馬場良馬
不器用ながら坂道を見守る...
そんな巻島を尊敬してます
―馬場さん演じる巻島は原作でも人気の高い先輩キャラ。馬場さんが思う彼の魅力とは?
「一番は坂道の成長を見守っているところ、ですかね。巻島はコミュニケーションの取り方がヘタクソなんですけど、すごく周りのことを見ている人。特に初心者の坂道への思い入れは強く、悩んでいる坂道をたくさん救ってきた。不器用ながらも、ウソのない真っすぐなアドバイスがすごくすてきで。僕も尊敬してます」
―原作のファンだと伺いましたが、演じる巻島の他に好きなキャラクターはいますか?
「たくさんいます。そんな中で唯一一人を選ぶとしたら、やっぱり坂道ですかね。『弱虫ペダル』という作品の一番の魅力は、主人公の坂道の真っすぐさ。坂道が仲間を信じて頑張る姿に感化されて、みんなが能力以上の力を発揮していくというのが醍醐味だと思うので。僕はもう大人になって汚れてしまったので(笑)、坂道くんを見ていると心が洗われますね~。来世は小野田坂道のような人間になりたいと思います(笑)」
―(笑)。キャラクター同様、キャストも個性的なメンバーばかり。ライバルを挙げるなら?
「役柄上でもライバルですが、東堂尽八役の玉城(裕規)くん。同じ事務所で、年齢も近く、プライベートでも飲みに行くんですけど、彼とはやりたいお芝居や考えていることが似ていて、刺激し合える仲間。そんな玉城くんとのライバル役には、運命的なものを感じますね。2人で巻島と東堂の熱い戦いを大切に演じていきます」
PROFILE
ばば・りょうま●84年12月15日生まれ。ドラマ「東京ゴーストトリップ」(08年MX他)で本格的俳優デビュー。11年、「クレイジズム」にて映画初主演、以降「特命戦隊ゴーバスターズ」(12年、テレビ朝日系)でブルーバスター/岩崎リュウジ役を務めたほか、数多くの映画やテレビ、舞台で活躍。近年では沖縄国際映画祭上映作品「U-31」や上海国際映画祭上映作品「アリーキャット」(7月15日より全国公開)などに出演。
取材・文●鳥取えり
撮影●福岡諒祠
※この記事はヨムミル!ONLINEの転載になります。
放送情報
ドラマ 弱虫ペダル Season2
放送日時:2017年8月18日(金)21:00~
チャンネル名:BSスカパー!
渡辺航による累計発行部数1700万部超の人気コミックを実写ドラマ化した続編。アニメやマンガを愛するオタク男子高校生・小野田坂道を主人公に、自転車ロードレースにかける高校生たちの熱い青春を描く。前シーズンでは千葉県立総北高校自転車競技部に入部し、成長した坂道が、部内選抜レースの末にインターハイ出場メンバーに決定。season2ではインターハイを舞台に、坂道ら総北自転車部と、強豪高校・箱根学園をはじめとしたライバルたちとの戦いが描かれる。監督は前シーズンに引き続き『下町ロケット』『半沢直樹』(ともにTBS系)を手がけた棚澤孝義。
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。
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