<I"s(アイズ)第5話>「自然ないっチャンが好き...。」柴田杏花の涙に濡れた笑顔が胸を打つ 

一貴役の岡山天音(左)、いつき役の柴田杏花(右)
一貴役の岡山天音(左)、いつき役の柴田杏花(右)

1997年から2000年まで週刊少年ジャンプにて連載された、桂正和原作の大人気コミックを完全実写化したBSスカパー!オリジナル連続ドラマ「I"s(アイズ)」。第3~4話は、いつき(柴田杏花)が今まで冗談として表してきた、主人公・一貴(岡山天音)への真剣な恋心がほとばしる、切なくも熱いストーリーが、女性監督(安里麻里)ならではの繊細な演出で描かれた。続く第5話「笑顔の違い」は、熱い男の友情や本格的アクションなど、今までにない見どころが満載となっている。(以下、ネタバレを含みます)

修学旅行で伊織(白石聖)と親密な時間を過ごし、そして幼なじみのいつき(柴田杏花)からは真剣な告白を受け、一貴は「オレの好きな人はいったい誰なんだろう」と悩み始める。
そんな彼を次に待ち受けるのは、バレンタインデーという超重要なイベントだった。妙にざわつく教室で、伊織を過剰に意識する一貴。そんな彼を見かねて、寺谷(伊島空)や越苗(小越勇輝)がいろいろアドバイスするものの、一貴は伊織がすぐそばで聞いているとも知らず、越苗に「オレ、葦月(伊織)の事なんとも思ってねーんだよ」と宣言してしまう。いよいよ伊織との恋に進展がないと覚悟し、いつきのそばにずっといると決めた一貴だが、いつきは造形師の師匠の元で暮らし、一貴と距離を置く状態。 

一貴たちの高校に、師匠の竹沢(右)のアシスタントとしてやって来たいつき

(C)桂正和/集英社・スカパー!2018

そんななかで一貴は、いつきの師匠・竹沢が一貴の高校に臨時の美術講師として着任したことをきっかけに、彼女と再会する。しかし、いつきは一貴に「いっチャンはね、伊織さんのことを諦めることなんてできないの。自分に正直になりなって」と彼を突き放す。一貴は覚悟を決め、いつきに片想い中の親友・寺谷に、自分が今、いつきが好きだということを伝える。ただひたすらに頭を下げる一貴に寺谷は拳を振り上げるが...。その後、描かれる彼らの胸熱な男の友情、そして、最高にカッコいい寺谷の男前ぶりは、ぜひ、その目で確かめて欲しい。

鮫島役の水石亜飛夢(左)、伊織役の白石聖

(C)桂正和/集英社・スカパー!2018

寺谷に背中を押され、いつきとデートの約束をした一貴だが、それと同じ日に、越苗の中学時代の親友の頼みで、伊織が写真撮影を行うことを聞かされる。しかし、当日になって越苗から「撮影場所に来て欲しい」との電話が。撮影現場では、かつて伊織の着替えを校内で盗撮しようとした不良・鮫島(水石亜飛夢)が、伊織を待ち構えていた!

一貴とふたりのヒロインとの恋愛を主軸に、一貴と寺谷の友情、越苗役の小越が披露する華麗なハイキックなどが加わり、さらなる深みを増したストーリーが展開する第5話。なかでも、一貴といつきのデートのシーンで柴田が見せる、"世界中の誰よりも一貴が好きで、だからこそ彼の頭は伊織のことでいっぱいだ"と見抜いてしまった、いつきの切ない表情が、観る者の心を大きく揺さぶるだろう。自分の恋が実ることよりも、愛する人の本当の幸せを願い、身を引くことを決意するいつき。「本当は伊織さんが好きなくせに!同情で『好きだ』とか『ずっとお前のそばにいる』とか言わないでよ!」と責めることもできただろう。しかし、いつきは、一貴が自分を振ることに罪悪感を抱かないよう、涙に濡れながらも笑顔で彼を送り出すのだ。ここまで深く一貴を愛した、秋葉いつき。"健気の権化"といっても過言ではないヒロインを生み出してくれた原作者・桂正和先生に、そしていつきを最高に魅力的に演じた女優・柴田杏花に心から感謝したい。

文=中村実香

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放送情報

ドラマ『I"s(アイズ)』 第5話再放送 
放送日時:2019年1月20日(日)22:00~
※第6話以降は3月8日(金)21:00~毎週(金)放送
チャンネル:BSスカパー!
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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