切ない恋愛模様も...有村架純山崎賢人窪田正孝が共演した青春群像ドラマ

有村架純、山崎賢人(※「崎」は正しくは「立さき」)、成海璃子、東出昌大、窪田正孝ら豪華キャストが集結したスペシャルドラマ「永遠のぼくらsea side blue」(2015年)が、4月10日(土)に日テレプラスで放送される。地上波ドラマ初主演の有村は当時、映画『ビリギャル』が大ヒット、山崎は朝の連続テレビ小説「まれ」に出演、窪田はドラマ「デスノート」の主演決定が話題になるなど、注目の若手俳優たちの共演が話題になった青春群像劇だ。

有村演じる松岡あおいは海と写真が大好きな大学生。親の意向に沿って就職することを決め、自分を主張してこなかった彼女が海洋大学の学生たちと出会い、初めて本気の恋愛をし、仲間の大切さを知り、自分の足で踏み出していく物語でもある。初夏の海をバックに繰り広げられたこのドラマの見どころとは?

写真左から山崎賢人、有村架純(スペシャルドラマ「永遠のぼくら sea side blue」より)

(C)NTV

■有村架純と窪田正孝が2人きりになるシーンに胸キュン

有村演じるあおいは撮影した海の写真が賞をとったことがキッカケで、海洋大学の学生たちに水族館のワークブックの写真を担当して欲しいと頼まれる。そこであおいは、高校生の頃から一方的に知っていた窪田演じる山内航汰と再会。海水調査のために船で30分の無人島に行くことに。嵐に見舞われ、一晩、2人きりで過ごす状況になったことからお互いの距離はグッと縮まっていく。びしょ濡れになって震えるあおいに自分の毛布を貸し、2人で身体を寄せ合いながら、胸にしまっておいた想いを語り合うシーンは恋愛ドラマの王道中の王道。

恋のオーラ全開で航汰をじっと見つめるあおいの視線、揺れ動きながらも"本当は海が怖い"と自身の過去を語る航汰。ケンカ別れしたばかりの元カノの成海演じる佐伯夢花の存在もあり、仲間たちの関係に亀裂が入っていくのだが、秘めた強さを感じさせる役柄は有村にピッタリ。優しさゆえに自分を押し殺そうとする窪田の繊細な演技にも引き寄せられる。

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■山崎賢人のひたすら一途な恋が切ない

山崎演じる永田拓はあおいの幼稚園からの幼なじみ。あおいと同じ大学に入りたいがために受験勉強を頑張り、彼女を見守っている立ち位置だ。ずっとそばにいて見ているからこそ、あおいの恋にも敏感に気づき、相談されたら「好きなんだろ?頑張れよ」と励ましてしまう道化のような切ない役どころが新鮮だ。あおいを傷つける航汰の言動に怒りを爆発させるなど、その純愛はブレることがなく、いい人すぎて報われない感じも青春ドラマの王道と言えるかも。

就職や進学を前に葛藤する仲間たちの二度と帰らない時間を、煌く海とともに焼きつけたドラマだ。

文=山本弘子

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放送情報

スペシャルドラマ「永遠のぼくら sea side blue」
放送日時:2021年4月10日(土)19:45~
チャンネル:日テレプラス ドラマ・アニメ・音楽ライブ
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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