瀬戸康史が葛藤を抱える新聞記者を熱演!話題の舞台「彼女を笑う人がいても」

舞台「彼女を笑う人がいても」 
舞台「彼女を笑う人がいても」 

撮影:マチェイ・クーチャ

昨年12月に世田谷パブリックシアターで上演された舞台「彼女を笑う人がいても」。現代日本演劇界を代表する演出家の一人である栗山民也と、本作で岸田國士戯曲賞の最終候補作品にも選ばれた劇作家・瀬戸山美咲がタッグを組み、現代と安保闘争の時代を舞台に正義と真実を問うこの作品が、3月13日(日)に衛星劇場にてテレビ初放送される。

「舞台『彼女を笑う人がいても』」 
「舞台『彼女を笑う人がいても』」 

撮影:細野晋司

キャストは、映像・舞台に目覚ましい躍進を続ける瀬戸康史が主人公。ミュージカルを中心に活躍し今回がストレートプレイ初出演となる木下晴香、近年活躍を見せ今回初舞台となる期待の俳優・渡邊圭祐、舞台・TV・映画と幅広く活躍する演技派の近藤公園ほか、魅力的な8名が起用された。

「舞台『彼女を笑う人がいても』」 
「舞台『彼女を笑う人がいても』」 

撮影:細野晋司

「舞台『彼女を笑う人がいても』」 
「舞台『彼女を笑う人がいても』」 

撮影:細野晋司

1960年6月16日。黒い傘をさした人々が静かに集まってくる。人々はゆっくり国会議事堂に向かって歩き出す。2021年、新聞記者の伊知哉は自分の仕事に行き詰まっていた。入社以来、東日本大震災の被災者の取材を続けてきたが、配置転換が決まって取材が継続できなくなってしまったのだ。

「舞台『彼女を笑う人がいても』」 
「舞台『彼女を笑う人がいても』」 

撮影:細野晋司

そんなとき、伊知哉は亡くなった祖父・吾郎もかつて新聞記者であったことを知る。彼が新聞記者を辞めたのは1960年、安保闘争の年だった。1960年、吾郎は安保闘争に参加する学生たちを取材していた。闘争が激化する中、ある女子学生が命を落とす。学生たちとともに彼女の死の真相を追う吾郎。一方で、吾郎のつとめる新聞社の上層部では、闘争の鎮静化に向けた「共同宣言」が準備されつつあった。

吾郎の道筋を辿る伊知哉。報道とは何か。本当の"声なき声"とは何か。やがて60年以上の時を経て、ふたりの姿は重なっていく。

「舞台『彼女を笑う人がいても』」 
「舞台『彼女を笑う人がいても』」 

撮影:細野晋司

「舞台『彼女を笑う人がいても』」 
「舞台『彼女を笑う人がいても』」 

撮影:細野晋司

本編終了後には、瀬戸康史、木下晴香、渡邊圭祐のインタビューもオンエアされるので合わせて楽しみたい。

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放送情報

舞台「彼女を笑う人がいても」
放送日時:2022年3月13日(日)19:00〜
チャンネル:衛星劇場
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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