横山由依が出演するミュージカル「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」が8月11日(木・祝)より東京国際フォーラムホールCで上演される。
同作品は1980年に出版されたフランク・W・アバグネイル・Jr著の自伝小説「世界をだました男」を基に製作された映画のミュージカル版。姿を偽る若き天才詐欺師と、彼を追うFBI捜査官の、世界を股に掛けた痛快な逃走劇。主演のSnow Man・岩本照が主人公のフランク・アバグネイル・ジュニアを演じ、横山はそのフランク・ジュニアと恋に落ちるヒロイン・ブレンダを演じる。
今回、横山にインタビューを行い、出演が決まった時の心境や作品・役柄についての話や、相手役となる岩本の印象などを語ってもらった。
――トニー賞にノミネートされたことのある人気作の日本版という作品ですが、出演を聞いた時の心境は?
「ミュージカルに挑戦したいと思っていた中で、このタイミングで挑戦できることがうれしかったです。この作品を映画で観たり、ブロードウェイ版の音楽を聴いた時に、本当にすばらしい作品だなと思ったので、作品に参加できるということ自体もすごくうれしかったですね」
――台本を読んだ時の感想は?
「フランク・ジュニアの人生には印象的なことがすごく多くて、それを音楽に乗せて描いていくのですが、場面の展開も違和感なく進んでいてとても疾走感があるなと感じました。また、『これに日本語の音楽が加わるなんて、どんな感じになるんだろう。早く演じたい!』と思いました」
――演じるブレンダについては?
「映画版の印象とは違って、真面目で大きな愛を持っている存在だなと思いました。また、ブレンダにも事情があって、周りの人との関わりをあまり持たずに暮らしていたんじゃなかと思っていて、それがフランク・ジュニアとの出会いによってどう変わるのかというのを、彼女の性格もうまく入れて、私にしかできないブレンダを演じられたらいいなと思っています」
――ご自身との共通点などはありますか?
「仕事にまっすぐに取り組む姿勢みたいなところは、職業が違えど重ねられるところはあるかなと思いました。でも、ブレンダはそこに大きな愛があって、フランク・ジュニアと出会ってからより愛が深くなるので、そこの部分はしっかり表現したいなって思いますね」
舞台情報
ミュージカル「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」
<東京公演>
8月11日(木・祝)~9月4日(日)
東京国際フォーラムホールC
<大阪公演>
9月9日(金)~15日(日)
オリックス劇場
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