向井理が江戸時代版・経営コンサルタントをクールに演じる!迫力あるアクションも魅力の「そろばん侍 風の市兵衛SP~天空の鷹~」

向井理主演の土曜時代ドラマ『そろばん侍 風の市兵衛』が放送されたのは2018年。その2年後のお正月に"あのそろばん侍が帰ってくる"と話題を集めたスペシャルドラマ『そろばん侍 風の市兵衛SP~天空の鷹~』が、9月4日(日)12:00より時代劇専門チャンネルで放送される。向井演じる唐木市兵衛は、剣の達人でありながら、得意のそろばんで武家や商家の台所を預かる渡り用人。スペシャルドラマで共演した中江半十郎役の寺尾聰は撮影時、向井を「こんなにクールに演じられる人はいない」と絶賛していたが、期間限定で雇われた家でそろばんをはじき、問題点や疑問点を指摘する様もクールながら、巻き込まれて、やむを得ず剣を抜き、立ちはだかる敵を斬る振る舞いもキレがあって、冷静。無欲でどこにも属さず、まさに"風"のように涼しげな存在感を放っている。寺尾聰とのバディがいい味わいを出している本ドラマで向井が見せたクールさの奥に秘めた情熱とは?

■スペシャルでは向井演じる"そろばん侍"のルーツも明らかに

そろばんを手にするとできる男に雰囲気が一変する市兵衛。用人を斡旋する口入屋「宰領屋」の主人(渡辺いっけい)に呼び出される時はいつも猫を抱いていて穏やかな市兵衛だが、派遣された先で仕えることになるのはかつて"相馬の鷹"と呼ばれていた武士の中江半十郎。半十郎は剣術が苦手でそろばんをはじく役職につき、北相馬藩の江戸屋敷に勤めていた息子の死に不審な点を感じ、亡くなる前に息子が父に渡してほしいと託した"中村家付込帳"を読み解いてほしいと市兵衛に頼むことになる。欲望渦巻く中村家が企んでいたことを知り、真実に近づいていくたびに刺客に襲われる市兵衛と半十郎。息子と同じ職についている市兵衛に「なぜ、そろばんを学ばれたのか?」と尋ね、「世の中とはつまるところ人が食らい、日々を暮らすことなのだとそろばんが教えてくれた」と今までの経験を語るシーンは印象的だ。剣の道に進まない息子を理解してやれなかった後悔に苛まれる年老いた半十郎にさりげなく寄り添う市兵衛。クールな顔が父の心中を察する顔に変わる瞬間は、2人の絆が深くなったことを物語るかのようだ。

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放送情報

そろばん侍 風の市兵衛SP~天空の鷹~
放送日時:2022年9月4日(日)12:00~ほか
チャンネル:時代劇専門チャンネル
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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