山本昌がプロ野球2022年シーズンを総括＆2023年シーズンの展望を語る

――ストーブリーグについてはいかがですか？

「(日ハム→ソフトバンク)近藤(健介)くんや(西武→オリックス)森(友哉)くんといった目玉となるFA選手がみんなパ・リーグ内での移籍になりました。オリックスに関しては吉田くんがアメリカに挑戦という素晴らしい契約を勝ち取りましたけど、そこに代わるかたちで森くんが入ってきたというね。素晴らしいバッターなので、新しい地にフィットしたらすぐにでも大活躍するんじゃないかな」

――来年はWBC 2023も控えていますが？

「サッカーのW杯も日本代表の活躍ですごく盛り上がったので、この勢いでWBCも盛り上がってほしいなと思いますね。(エンゼルス・)大谷(翔平)くんも国内合宿から参加してくれそうですし、(パドレス・)ダルビッシュ(有)くん、(カブス・)鈴木(誠也)くんもね。海外の代表候補を見ても、今までの代表候補より1段階上の意識で来てくれる気がしますよね。東京での1次ラウンドでしっかり勝ち上がって、アメリカで強豪国を破って、熱狂的な大会になればいいなと思っています」

――「出張マサNOTE」での山川選手との共演の感想は？

「楽しいパフォーマンスをしたり、にこにこしながら野球をしている姿をよく見ていましたけど、今回話してみて印象と違ったのは、しっかりとした理論を持って野球をしているんだなと感じたことですね。すごく考えながらバッティングしていることを教えてくれましたので、ぜひバッティングを上手になりたい人には見てほしいなと思います。話を聞いてすごく納得しましたし、目からうろこのような話もたくさん聞けたので、ぜひ楽しんでもらえたらと思います」

文＝原田健

この記事の全ての画像を見る