新戦力・新布陣で躍動する神戸。安永聡太郎は若手の奮起にも期待

8月25日放送の「平畠会議」J1第24節の回では、司会の平畠啓史とともにゲストに森岡隆三、安永聡太郎、波戸康広を招へい。週末のJ1について熱い議論が行われた。

今回議案に挙がったのは、フェルナンド・トーレスの引退試合となった鳥栖vs神戸の一戦。試合は山口蛍と古橋亨悟の2得点などで、神戸が6-1と大勝した。

試合後の記者会見で、神戸のトルステン・フィンク監督は「今日は満足する試合ができた。6点を取れたのは良い結果だと思うし、素晴らしい形でのゴールがたくさん生まれた」と満足感を語った。また、前半終了間際に負傷交代したアンドレス・イニエスタについては「どのくらいで治るか分からないが、次節の出場は難しくなる」との見解を示した。

神戸は第22節の大分戦から3-5-2の布陣で戦っている。直近2試合は9得点と攻撃陣が躍動しており、トルステン・フィンク監督は「今のチームにはこのシステムが合っている。ウイングの選手を起用せずに、うまく攻撃的なサッカーができている」と手応えを明かした。

今夏にはトーマス・フェルマーレン、酒井高徳、飯倉大樹など、即戦力クラスの選手が加入。森岡は「組織だけでなく、個人の能力でアドバンテージがある」と語っており、個々の技術の高さも光っている。鳥栖は前線からのプレッシングを狙っていたが、トーマス・フェルマーレンや飯倉が高精度のパスで相手を振り切り、主導権を握り切らせなかった。

新加入選手が存在感を示す中で、安永氏は「郷家(友太)とか、若い選手がなにくそ精神を持って、色々なものを学んでほしい」と若手の奮起にも期待を寄せた。特に郷家や初瀬亮、藤谷壮など、東京五輪世代の活躍には期待がかかる。

一方の鳥栖は、フェルナンド・トーレスの引退試合を勝利で飾ることができなかった。現在は降格プレーオフ圏の16位に沈んでいるが、試合後に金明輝監督は「(フェルナンド・トーレスを)勝って送り出せなかったことは残念だが、それよりも私たちは残留に向けて戦わないといけないので、切り替えてやっていきたい」と今後の意気込みを語った。

J1リーグ開催週の日曜日21:00~生放送されている「平畠会議」。次回のJ1第25節の回は、9月1日(日)21:00~放送スタートの予定となっている。

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放送情報

平畠会議

放送日時:9月1日(日) 21:00~

チャンネル:スカサカ!

※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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