横浜FMとの上位対決を制した鹿島 ゲスト一同は三竿健斗の守備力を絶賛

8月11日放送の「平畠会議」J1第22節の回では、司会の平畠啓史とともにゲストに土屋征夫、安永聡太郎、佐藤悠介を招へい。週末のJ1について熱い議論が行われた。

今回議案に挙がったのは、鹿島vs横浜FMの上位対決。試合は後半終了間際、上田綺世がプロ初ゴールとなる決勝点を上げ、鹿島が2-1で勝利した。

この試合でゲスト一同が絶賛したのは、ボランチの三竿健斗の働きだった。土屋は「ポジションを捨てる勇気」と題し、「(自分のポジションを捨ててでも)勇気を持って、自分の感覚でボールを奪いに行く。やられるシーンはほとんどないし、最低でもファウルで止めている」と優れたボール奪取力に感嘆した。

横浜FMは今シーズン、鹿島に次いでリーグ2位の得点力を誇っている。その中核を担うのが、ここまで9得点を上げているマルコス・ジュニオールだが、佐藤は「73分までは全く仕事ができなかった」と振り返っている。

「前半だけで数えても、マルコス・ジュニオールはファウルを含めて6回くらい三竿に止められていた。そのストレスで、三竿に対して自分からファウルをしていた」

2016年に鹿島へ加入した三竿だが、1シーズン目は石井正忠前監督のもとで出場機会を得られず。しかし、2017年シーズンの途中から大岩剛が監督に就任すると、レギュラーとして活躍。一気に才能が開花し、日本代表にも初招集された。

三竿の飛躍について、安永は「選手はいつチャンスが来るか分からない。それを掴むための準備を彼はしていたのだと思う」とパーソナリティーの部分を評価した。

上位対決を制した鹿島は、横浜FMと川崎を抜いて2位に浮上。首位・FC東京とは勝ち点7差が開いているが、逆転優勝に向けて一歩前進した。

一方の横浜FMは、今シーズン初の連敗を喫した。エジガル・ジュニオの戦線離脱を受け、直近2試合は大津祐樹が最前線を務めたものの、シュート0本に終わっている。今夏は新外国人選手のマテウスとエリキを獲得したが、悩めるチームの起爆剤となるのだろうか。

J1リーグ開催週の日曜日21:00~生放送されている「平畠会議」。次回のJ1第23節の回は、8月18日(日)21:00~放送スタートの予定となっている。

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放送情報

平畠会議

放送日時:8月18日(日) 21:00~

チャンネル:スカサカ!

※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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