佐々木朗希奥川恭伸らはどの球団へ!? プロ野球ドラフト会議のドラマに注目

プロ野球12球団が、獲得を希望する新人選手を指名するドラフト会議。スカイAでは注目の集まる1位指名から最終指名、さらに育成選手指名までを完全生中継。次世代のスター選手誕生の瞬間、そして交渉権獲得直後の声、監督インタビューをいち早くお届けする。今年も将来の日本球界を担うであろう金の卵たちは豊富だ。

■高校生は将来性の佐々木朗希、完成度の高い奥川恭伸に注目

高校生投手で最注目は佐々木朗希(大船渡高校)。4月にU-18日本代表候補の合宿で、大谷翔平(当時花巻東高校、現ロサンゼルス・エンゼルス)の記録を更新する、高校生史上最速の163キロを投げて日米スカウト陣を驚愕させた。予選の決勝で登板を回避し敗れたため夏の甲子園には出場できず、U-18ワールドカップでは指の血まめのため、わずか1イニングしか投げられなかった佐々木だが、その潜在能力は高い。190㎝の長身からダイナミックなフォームで投げ下ろす剛速球の威力は絶大で、まだ身体が成長途上で完成しておらず、今後の伸びしろも大きい。すでに1位指名を表明している北海道日本ハムなど、将来性を求める球団の指名を集めそうだ。
また、2年生時から注目されていた奥川恭伸(星稜高校)の評価もうなぎ上りだ。夏の甲子園では決勝で敗れ準優勝に終わったものの、準決勝までは自責点ゼロ。3回戦では強力打線の智弁和歌山から延長14回で23奪三振の快投を見せた。U-18ワールドカップではカナダ戦に先発して7回を投げ、18個の三振を奪う奪三振ショーを披露。最速154キロのストレートは抜群のキレを誇り、スライダーなど変化球のコントロールもよく、高校生投手としての完成度はかなり高い。早い段階でプロの1軍で登板する可能性も十分あり、多くの指名を集めるだろう。
ほかにも高校生では、春の選抜で優勝投手となり、U-18日本代表では4番を務めた石川昂弥(東邦高校)、闘志あふれる投球でスライダーが武器の西純矢(創志学園高校)、左腕から150キロ台の速球を投げ込む及川雅貴(横浜高校)らが1位指名候補にあがっている。

写真提供:野球太郎

■大学生は森下暢仁、社会人は河野竜生が即戦力候補の投手

大学生では森下暢仁(明治大学)が大学No.1投手との評価が高い。今春の全日本選手権でMVPに輝き、明治を38年ぶりの大学日本一に導いた森下は、最速155キロのストレートを誇り、落差の大きいカーブなど変化球の精度も高い。日本代表にも選ばれ続けており、新人王を狙える即戦力として指名されそうだ。
また社会人では河野竜生(JFE西日本)が筆頭。しなやかな左腕から150キロ台の速球、100キロ台のスローカーブと緩急の差を使って投げ分け、打者を抑える投球術も洗練されている。
ほかにも走攻守三拍子そろった捕手・佐藤都志也(東洋大学)、ストレート、カットボール、フォークなど、どの球種でも空振りのとれる右腕・宮川哲(東芝)などが即戦力選手として指名されそうだ。

■運命のクジ引き抽選で今年はどんなドラマが生まれるのか!?

2017年は早稲田実業高校の清宮幸太郎(現北海道日本ハム)が7球団競合の抽選、昨年は大阪桐蔭高校の根尾昂(現中日)、藤原恭大(現千葉ロッテ)、報徳学園高校の小園海斗(現広島)と高校生野手3人に人気が集まり抽選となったドラフト会議。これまでも抽選で数々の泣き笑いが繰り広げられてきたが、今年はどんなドラマが生まれるのか。選手たちの野球人生を左右する運命の瞬間に注目だ。

文=エンターバンク

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放送情報

プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD
放送日時:2019年10月17日(木)16:30~
チャンネル:スカイA
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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