戦術変化に苦しんだ伊東純也 今季初得点への強い意欲を見せる

11月12日放送の「～日本人を応援せよ!!～ Football Time Line」#10では、日本代表の伊東純也（ヘンク）の特集が放送された。

昨シーズンのベルギーリーグを制したヘンクは、フィリップ・クレマン監督が退任。今シーズンはフェリチェ・マッズ監督を招へいした。マッズ監督の戦術について、伊藤は「どんどんクロスを入れていく戦術。それになるべく合わせてやっている」と語っている。

守備に関しては、昨シーズンまでは積極的にハイプレスをかける戦術だった。しかし、今シーズンは守備のブロックを形成することが優先されている。昨シーズンは守備面でも貢献を見せた伊東だが「今シーズンは自分のやりたい守備とは違う。監督のやり方に合わせるのは大変だった」と胸中を明かした。

一方の攻撃面では、クロスを重用する戦術の中でアシストを量産。しかし、公式戦21試合を終えた段階で、未だに得点がない。

「たぶん、今まで10試合も点が取れなかったことはないと思います。誰かがお膳立てをしないといけないので、多少はしょうがない部分もありますけど、点は取りたいので。そろそろ1点が欲しいなと...」

ヘンクはリーグ第15節を終えて、6勝3分6敗の9位。チャンピオンズリーグでもグループ最下位に沈んでいる。この結果を受けて、チームはマッズ監督を解任した。

戦術変化に苦しんだ伊東にとって、この監督交代が吉と出るか凶と出るか。MCの前園真聖は「監督が変わると、戦術や求められるプレーも変わってくる。彼のスピードや仕掛けは武器になるので、それをチームの中で出してほしい」と期待を寄せた。

今シーズンは国内での戦いに加え、チャンピオンズリーグでもプレーしている。伊藤は「数少ない選手にしかできない経験」と語ったが、その貴重な機会の中で結果を残したいところだ。

無料生放送されている「～日本人を応援せよ!!～ Football Time Line」の次回放送は、12月3日(火)21:00～スタートの予定となっている。

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