2年ぶりの全豪オープン決勝へ！大坂なおみ選手の勝ち上がりと対戦相手を伊達公子が解説

2年ぶりの全豪オープンテニス決勝進出を決めた大坂なおみ。2月20日(土)にWOWOWライブにて放送されるジェニファー・ブレイディとの決勝を前に、WOWOWテニスアンバサダーを務める伊達公子からコメントが到着した。

――大坂選手の今大会の勝ち上がりは？

「今大会は、本当に良いかたちで、心配な要素もなく、右肩上がりで勝ち上がってきていると思います。グランドスラムは2週間と長いので、2週目からギアをあげることができていて、スコア的にもテニスの内容にしても、精神的なところにしても本当にバランスの取れた戦いぶりです。サービスやリターン、さらにフットワークは最近彼女が成長しているポイントではありますが、特にどこかだけが良いということではなく、全体のバランスが良いと思っています。精神面でも、勝ちたいという気持ちが強く出すぎているわけでもなく落ち着いています。

前哨戦では棄権をしましたが、グランドスラムの2週間を見据えてのことだったと思います。そういう部分も、当たり前のようにグランドスラムでの2週間、決勝で最高のパフォーマンスを上げるために何が必要なのか？というのが最初から見えていた証だと思います」

――決勝の相手となるブレイディ選手について。

「ブレイディ選手はパワーもありますし、武器がはっきりと見える選手ですよね。だから全米の準決勝で対戦したときも、内容の濃い、レベルの高い試合でした。アメリカで育ってきた大坂選手にしても、よく知っている相手でもあると思います。

大坂選手のやることは変わらないと思いますし、決勝の舞台を経験したことがあるという"経験の差"は成長している彼女にとって大きなアドバンテージになると思います」

決勝の前にはセレナ・ウィリアムズとの準決勝の様子もWOWOWライブにて再放送される予定だ。

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