山本昌がMCを務める「マサNOTE~山本昌が記す球人の軌跡~」(スポーツライブ+)#21に佐々木主浩が登場。佐々木の野球人生をひもときながら、クローザーとしてのこだわりや理念、ウイニングショットであるフォークの秘密に迫る。また、現役時代から親交の深い2人の驚きの思い出話も飛び出す。
今回、収録後の2人にインタビューを行い、収録の感想や現役時代の互いの印象、来季の中日ドラゴンズと横浜DeNAベイスターズについて語ってもらった。
――収録はいかがでしたか?
山本「今日はまさしく『マサNOTE』という感じで!意外なことがたくさんあって、知らないことをたくさん聞けて、私自身びっくりしたことが多く『ノートに付けたいな』という感じでした(笑)」
佐々木「そのままやん!(笑) 昌さんとは野球の話もちょこちょこはしますけど、ここまで深く話したことはなかったので面白かったです」
――現役時代から親交の深いお2人ですが、互いの印象は?
山本「僕からすると、相手チームのベンチにいる人間として『佐々木さんが出て来たら終わり』という感じでした。それくらい絶対的な存在でした。僕の中では、これまでかかわってきた野球人の中でも絶対的ナンバーワンの人ですね。年下ですけどリスペクトしています」
佐々木「昌さんは(現役生活を)あれだけ長い期間やったんですよ。すごいでしょう!辛い時代もあった中で、これだけ長く現役をできたということが素晴らしいことだし、必ずできた理由があるはずだから、それを後輩たちに伝えていってもらえたらって思いますね」
――佐々木さんが思う山本さんのすごいところは?
佐々木「(投球の)スタイルがずっと変わらないよね。ちょっとずつは変わっているはずなんだけど...。ちょっとは変わっているよね?」
山本「変わってはいるけど、最後まで真っ直ぐで勝負してたね。頑張って。(球速は)こんなに遅いのに(苦笑)」
佐々木「でも、速く見せる技術はあったわけじゃないですか。だから、ずっと真っ直ぐにこだわっているんですよ。遅いのに(笑)。今の投手は160km/h投げたってパカパカ打たれるでしょ?でも、(山本は)140km/hでも打たれない。それは何なのかというのを、今スピードに走っちゃってる後輩たちに伝えてほしいよね」
山本「はい(苦笑)」
――首脳陣が一新された中日ドラゴンズと横浜DeNAベイスターズをどうご覧になっていますか?
山本「ドラゴンズに関しては、すごく変わりそうだなと感じています。立浪(和義)新監督が最初から厳しさを出していますけど、ただ厳しいだけの監督ではないと思います。僕らもよく知っている後輩なので、しっかりした野球をやるんじゃないかという予想がつくので。そういう面では、『今年以上はやるな』と期待しています。集めたコーチ陣も納得の人たちなので、昨シーズン12球団中トップの防御率を生かしてやってくれれば、上位進出も十二分にあると思っています」
佐々木「台風の目になるのはドラゴンズだろうね。ベイスターズは、小谷(正勝)さんが入ってきてくれたことがよかったかな。あとは、('98年の優勝メンバーがコーチとして集結し)気の知れたメンバーだから三浦大輔にとってはやりやすくはなるかなという感じはしますね。ただ、(コーチ陣が)みんな先輩なんで、大丈夫かなって(笑)」
山本「ピッチャーをなんとかしたいよね」
佐々木「そこは、おっちゃん(小谷氏)がなんとか...。でも、体がそこまで万全じゃないからねぇ」
山本「いいピッチャーはいるのに揃わないっていうね。特に左の3枚、4枚が揃わない...。全員が一緒にできないというのはウィークポイントかなって思いますけども」
佐々木「野手を(石井)琢朗に任せて、ピッチャーを三浦大輔がしっかりとやるんだったら、そこをキッチリ振り分けができれば面白いんじゃないかなって思いますね。元々いいチームで、『なんで優勝できないんだ?』って思うチームですから」
放送情報
マサNOTE~山本昌が記す球人の軌跡~#21
放送日時:2021年11月27日(土)11:30~
チャンネル:スポーツライブ+
※放送スケジュールは変更になる場合があります
「マサNOTE~山本昌が記す球人の軌跡~」は配信サービス『SPOOX』にて
1話190円、月額390円で視聴可能!
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