「我々おっさんは心打たれる」小籔千豊が語る高校生RAP選手権の魅力

歴代大会で司会を務めてきた小籔千豊
歴代大会で司会を務めてきた小籔千豊

4月3日に開催された「BSスカパー!BAZOOKA!!!第15回高校生RAP選手権 in TOKYO」の模様が、5月6日(月)にBSスカパー!で放送される。

同イベントは、若手ラッパーの日本一を決める大会。東京、大阪で行われたオーディションを勝ち抜いた16人が、それぞれの生い立ちを全面にぶつけたフリースタイルのラップMCバトルを繰り広げた。

今回、第1回から司会を務める小籔千豊に、同大会の広がりや魅力について聞いた。

第15回大会出場者

(C)BSスカパー!BAZOOKA!!!第15回高校生RAP選手権 in TOKYO

――今回で15回目を迎える同大会ですが、初回から司会をされてきて同大会の広がりに関してどう感じられていますか?

「最初の頃は『高校生RAP選手権、好きなんです』って言うてくる人が、『私、結構マニアックなこと好きなんです。小籔さんも"高校生RAP選手権好きなんです"ってあんまり言われたことないでしょ?』みたいな雰囲気やったんです。でも今は、『笑っていいとも!好きなんです』くらいのトーンで、サブカル的な感じじゃなく『みんな好きですよね。私も好きです』みたいな感じで言われるようになった時に、『この世代の中では、当たり前のコンテンツになってるんやな』と感じることがありますね」

――T-Pablowさんのように優勝者が審査員を務めるというのは同大会の歴史を感じると共に、ヒップホップ界の広がりも感じられますね。

「T-Pablowくんとは他の番組でも一緒になったりしますけど『大人になったな』と(笑)。他のチャンピオンと比べても腹の据わり方というか『絶対、売れたるねん』感が、今振り返ってもちょっとちゃうかったような気がします。もちろん、他のチャンピオンの方ももっと売れてほしいなという気持ちはありますね」

――司会をされていて心打たれることは?

「舞台の上で何かを表現する時に、僕ら大人になると『ここでこうした方がいいんかな』とか変な計算が入ってきたりすると思うんですけど、(出場者の)あの子らの場合は単純に『いいラップをしたい』『お金とかじゃなく、勝ちたい』『すごいと認められたい』『これをきっかけに売れたい』というふうに、ホンマに純粋にスターになりたいと思ってラップをしに来ている。スポーツのようにあるいはそれ以上に、純粋な気持ちと気持ちがぶつかり合っているのを目の当たりにして、我々おっさんは心を打たれるものがありますね。『昔はこうやったな』と思い出すこともたくさんあるので、定期的に(司会を)やらせてもらうと、『(仕事ができているということを)もうちょっと感謝して頑張らなあかんな』ってあの子らに教えてもらうことが多いですね」

――最後に、読者にメッセージをお願いします!

「ラップ好きな人はもちろんなんですけども、ラップを好きじゃない『フリースタイルってなんやねん』って思っている人も見てもらったら意外とハマる人が多いと思うんです。『フリースタイルとかラップとか興味なかったんですけど、高校生RAP選手権見てからめっちゃ好きになりました』とかよく言われますし、出場者の中にもこの選手権を見てからフリースタイルを始めた子も多くて。だから、狭き門かと思いきや意外と楽しめる内容になっていると思うので、変な敷居を感じず見ていただけたらなと思います」

文=原田健 撮影=富田一也

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放送情報

BSスカパー!BAZOOKA!!!第15回高校生RAP選手権 in TOKYO
放送日時:2019年5月6日(月)21:00~
チャンネル:BSスカパー!
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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