棋聖戦、王位戦とダブルで防衛戦が開幕!藤井聡太の6月の対局を振り返る!

棋聖戦、王位戦と強敵を迎えてのダブル防衛戦が開幕。A級順位戦も名古屋将棋対局場の開幕戦を制し、名人挑戦権に向けて好スタートとなった。
※対局予定棋士の名前の後の()内は藤井から見た過去の対戦成績。

棋聖戦、王位戦の防衛に臨む藤井聡太
棋聖戦、王位戦の防衛に臨む藤井聡太

6月3日に第93期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負第1局で永瀬拓矢王座と対戦。相掛かりから先手の藤井が歩得する展開になるが、中盤で自信なしと見たか、千日手となる。永瀬が先手となった指し直しは角換わり腰掛け銀となるが、あっさり千日手となる。まさかの2局連続千日手。3局目は1局目と異なり、藤井は角換わりを選択。しかし永瀬の研究が上回り、局面、時間ともに苦戦を強いられる。藤井も必死の頑張りを見せるが永瀬は崩れず、そのまま押し切られた。

6月15日に棋聖戦第2局で永瀬王座と対戦。永瀬の先手で角換わり腰掛け銀となり、研究にペースをつかまれ持ち時間は大差になる。しかし離されずについていき逆転するが、永瀬も粘り強い指し回しで形勢が微妙に揺れ動く大熱戦となる。終わりの見えない戦いだったが、最後は鮮やかな銀捨てが出て、一気に永瀬玉を受けなしに追い込んで1勝1敗のタイに追いつく。第3局は7月4日に行われた。

6月22日に第81期A級順位戦1回戦で佐藤康光九段と対戦。本局は名古屋市のミッドランドスクエアに創設された「名古屋将棋対局場」のこけら落としでもあった。佐藤の向かい飛車に藤井はミレニアム、佐藤は穴熊の持久戦となった。中盤でリードを奪うものの、佐藤の猛追にあって最後まで際どい勝負が続いたが、終盤の競り合いを制した。2回戦では菅井竜也八段(5勝2敗)と対戦する。

6月28、29日にお~いお茶杯第63期王位戦七番勝負第1局で豊島将之九段と対戦。豊島が先手で角換わり腰掛け銀となり、1日目午前中から激しい戦いとなる。豊島の研究が上回りリードを奪われ、終盤追い込むもののわずかに届かず昨年同様の黒星スタート。第2局は7月13、14日に行われる。

第48期棋王戦コナミグループ杯挑戦者決定トーナメントの組み合わせが決定。藤井は初戦で中川大輔八段(初手合)と対戦する。

第30期銀河戦本戦はGブロック最終戦に登場する。手前には木村一基九段、久保利明九段らが控えており、勝ち上がってきた棋士と対戦し、勝てば決勝トーナメント進出。放映は秋の予定。

第43回将棋日本シリーズJTプロ公式戦、タイトルホルダーの藤井は2回戦から登場。9月23日の北海道対局で、羽生善治九段─菅井竜也八段戦の勝者と対戦する予定。
 
第72回NHK杯将棋トーナメントは1回戦シード、2回戦で西田拓也五段─伊藤匠五段戦の勝者と対戦する。

第1期新銀河戦は2回戦で山根ことみ女流二段と対戦する。

第5回Abema将棋トーナメント。今年もリーダーとして登場した藤井は、森内俊之九段、藤井猛九段とベテランの2名を指名。予選は最終Eに出場する。

文=渡部壮大

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藤井聡太DAY
放送日時:2022年7月19日(火)10:00~17:00、18:00~21:00
チャンネル:囲碁・将棋チャンネル

第71期 ALSOK杯王将戦 七番勝負 第3局 渡辺 明王将 vs 藤井聡太竜王
放送日時:2022年7月19日(火)10:00~
チャンネル:囲碁・将棋チャンネル
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