山里亮太愛月ひかる伶美うららとの共演に感激するも大反省「駄目って言われたやつを全部やっちゃいました」

――山里さんは"宝塚男子"になって変わったことはありますか?

山里「めちゃくちゃ変わりました!例えば、スケジュールの組み方とかも、『この公演があるから、それまでにこの仕事を終わらせておこう』とか『宝塚に遠征に行くからここは休み取らなきゃな』とか『ライブの千秋楽入れないように』とか。あとは、紫色の袋を持っている人を見たら(オフィシャルショップの袋が紫色のため)『同志かな?』って思っちゃう。

もう本当にガラッと変わりました。人生を楽しむ選択肢が新しく一つ増えたんですから!こんなにハマって、楽しみになるものができると思ってなかったですし、友達もむちゃくちゃ増えましたし。宝塚の劇場に行ったら、観劇されていたマダムの方々から『いつもありがとう』ってしゃべりかけていただいたり」

愛月「男性のファンの方も増えているのですが、ここまで著名な方がテレビやラジオといったいろんな場所で語ってくださるのって、宝塚としてもファンを増やすことにつながるので本当にありがたいです」

伶美「宝塚をいろんな方に観ていただくチャンスでもあるので、いろいろ発信していただいて『観てみようかな』って思われる方が少しでも増えるきっかけを作ってくださっていることは本当にありがたいです」

山里「いえいえ(恐縮)。そうなれたらなって思って」

©スカパー!

――どのようなところに惹かれたのですか?

山里「『こんなに自分の中にときめける才能が眠っていたんだ』って気付かせてもらえたんです。元々ないと思って開けてこなかった"ときめく"という扉が開かれる。それって男性の方がより眠らせているんじゃないかな。僕も初めて観に行った時に、まさか娘役として観ると思っていなくて(苦笑)。カッコいい人を目で追って、カッコいい人の所作にギュンギュンくるっていう新しい感情が味わえるので、ぜひ男性の方も観に行っていただきたいです!」

愛月「娘役の立場になってキュンキュンされる方って珍しくてうれしいです。私の男性のファンの方は『愛月さんみたいな男性になりたいです』とおっしゃる方が多いので(笑)」

――ファンの方との交流で印象に残っているエピソードを教えてください。

愛月「今はコロナ禍で直接お会いすることができないんですけど、やっぱり"入り待ち、出待ち"というのは印象深いですよね。暑い日も寒い日も待っていてくださって、お手紙を受け取って、話せるのって本当に一言二言くらいなのですが、そのためだけに通ってくださるのってすごいことですよね。あとは、お会いして直接自分の近況や公演のことについてお話できるお茶会も!公演について聞かれて、自分としても口にすることで実感することってすごくあったので、とても貴重な機会でした。やはり応援してくださっている方たちなくしてはいられないものですから」

伶美「公演するごとにファンの方からお手紙をいただいて、『この部分がよかったです』とか『ここでときめきました』とか『この飾りがすてきでした』とか、細かいところまで注目して観てくださっているんです。ファンの方ってすごく自分の活力になりますし、『明日からもっと磨いて極めてやろう』と自分を奮い立たせることができる大切な存在です」

愛月「コロナ禍で無観客ライブも経験したのですが、『舞台って、本当にお客様あってのものだな』って痛感しました。『いかに、いつも場面が終わるごとにいただく拍手に助けてもらっていたんだろう』って思いました」

――退団されて一番変わったことは?

愛月「全ての行動が宝塚に向かっていた生活だったので、時間を持て余していることですね。『こんなのでいいのかな』という焦りもありますし、『こういう時間も大切だろうから、暇であることも楽しみたい』とも思っているんですけど(苦笑)」

伶美「退団して5年くらいたちましたが、私も何もない時間に焦って『何かやらなきゃ』って思っていました。でも、そんな期間を経て『自分自身にもっと何かしてあげたらいいな』と思えるようになって、普段から自分を見つめ直して大事にしてあげようって最近思っています」

愛月「え!?最近?時間掛かるなぁ~(笑)」

伶美「あと、食事が一番変わりました。現役の時は料理する時間はなかったので、自分でメニューを考えて作ってみたり、アレンジを加えてみたり、作り置きしてみたりしています」

愛月「できる人の発言だ!私も料理は嫌いじゃないんですけど、冷蔵庫の余り物でパパっと何かを作るというのはできないから、そういうことができる人に憧れますね」

©スカパー!

――最後に視聴者の皆さんにメッセージをお願いします!

山里「私は共に宝塚を語らい、いつか劇場に一緒に行ける仲間を探しております!"食わず嫌いはやめて1回扉を開けてみれば、人生を楽しむ新しい選択肢が増える"ということをお伝えできる番組となっておりますので、ぜひご覧ください」

愛月「宝塚のいいところをたくさん知っていただけるような楽しい番組になっていると思います。そして、宝塚を観たことがない方は、ぜひ一度観ていただいて"沼"にハマっていただけたらと強く願っております」

伶美「宝塚をもっと身近に感じていただけたらと思います。多分、『やっぱり観に行くのにちょっと勇気がいる』とか『チケットを買いに行くまでがちょっと...』という方がたくさんいらっしゃると思うので、ぜひこの番組を観ていただいて『当日券、並んでみよう』というような気持ちになっていただけたら!」

文=原田健

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放送情報

レギュラー番組・直前スペシャル!山里亮太の宝塚男子になってもいいですか?

放送日時:2022年3月31日(木)14:00~

チャンネル:BSスカパー!

スカパー!のご契約がない方でも、無料でご視聴いただけます

※放送スケジュールは変更になる場合があります

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