「もしも観測者なら、誰を推す?」原因は自分にある。大倉空人&小泉光咲&吉澤要人インタビュー
アイドル
今年7月に東京・代々木第一体育館での2Daysライブ『序破急』を成功させた7人組ダンスボーカルグループ「原因は自分にある。」が、10月15日に4thシングル『パラノイドランデブー』をリリースした。
HOMINISでは、今回の収録曲にちなんだ質問や、2025年について振り返るインタビューを実施。メンバーの大倉空人、小泉光咲、吉澤要人の3名にたっぷりと語ってもらった。
"ゲンジブ"らしさの"深み"を増す1枚
――川谷絵音さんが楽曲提供したことでも話題になっている『パラノイドランデブー』はどんな楽曲ですか?
小泉光咲「初めて聴いたときは、川谷さんらしさがすごく出ているのに加えて、"ゲンジブ"の新しい一面が見せられる楽曲だなと感じました。観測者(『原因は自分にある。』のファンネーム)の前で披露するのが楽しみだなとも思いました」
大倉空人「『ゲスの極み乙女』さんのようなピアノロックサウンド感あふれる楽曲や『indigo la End』さんのような雰囲気でもなく、川谷さんが今大事にしている音楽ジャンルで楽曲を提供してくださったんだなと感じました。もし時期が違っていたら、"パラノイドランデブー"という曲名だとしても、また別の音楽になっていたんじゃないかな、サウンドが違っていたんじゃないかなと思ったりもして。こういう部分もアーティストの方に提供していただける1つの魅力かなと思いました」
――川谷さんにはお会いしましたか?
大倉「それが、(長野)凌大と(杢代)和人は川谷さんがパーソナリティを務めていらっしゃるラジオにおじゃまさせていただいたんですけど、僕らは会えていなくて...気持ちは会っているんですけどね!」
――2曲目に収録されているシンガーソングライター・笹川真生さんが提供した『ビネットネット』はどんな楽曲ですか?
吉澤要人「この曲は、笹川さんの世界観と『原因は自分にある。』の世界観が完璧にハマった楽曲だなと思っています。もともと凌大が笹川さんの世界観と自分たちの世界観が合うんじゃないかと考えてくれたこともあり、今回依頼させていただきました。個人的に最初に聴いた時から、大好きな楽曲です。曲の作り方もおもしろいですし、独特の世界観が魅力的で。そんな笹川さんの世界観と僕らの世界観を融合させていただけたことへの喜びがとても大きいなと思いました」
――歌詞も、ネットスラングがたくさん使用されていて、まさに「原因は自分にある。」のみなさんらしさが溢れているなと感じました
大倉「ネットカルチャーは、僕らの中でも1つ大切にしているポイントで、歌詞の中にネットスラングや、ネットミームを入れてくださったのはありがたいなと感じています。"ゲンジブ"の特徴というか、核として持っているものと笹川さんが持っているものが融合されているんだなっていうのがわかりました」
――3曲目『希望的観測の定義』は、 "ゲンジブ"らしさ全開な1曲だなと感じました
小泉「実は、この楽曲に関しては、少し前に"ゲンジブ"あるあるを観測者の皆さんに募集させていただき、それをもとに作った楽曲なんです!それこそYouTubeでしか言ってない言葉だったり、取材で言った言葉だったりが歌詞の中にたくさん使われているので、"ゲンジブ"のことを知れば知るほど楽しめるような楽曲になっているんじゃないかなと思います」
吉澤「作詞・作曲は、観測者にはおなじみの久下真音さんに手掛けていただきました。もちろん久下さんのお力をいただきつつも、今回の作詞は実質観測者と久下さんっていうことにもなると思うので、観測者から僕ら『原因は自分にある。』への思いが伝わってくる楽曲ですし、もはや主語が観測者の楽曲だな、と。"僕らの思い"というよりも、"観測者の思い"を僕らにぶつけてくれている曲なので、ライブではコールなど全力でぶつかってきてほしいです」
大倉「コールだけじゃちょっと物足りないって言うか、もうみんなに全歌詞を覚えてもらって、なんならライブの時に"全部歌っちゃっていいよ!"くらいの気持ちではあります」
――この楽曲を歌っている際には、観測者のみなさんのお気持ちを体感できるのではないでしょうか?
大倉「単純に"観測者ってこういうことを思っているんだ"っていうのをすごく感じました。あと、歌詞の中に1人1人の自己紹介パートがあるんですけど、その歌詞を見て、"みんなから見ても僕の立ち位置ってこう見えてるんだ"とは改めて感じました。観測者から見た僕らは "こう見えてるよ"とか、"こう思ってるよ"というところを募集して、久下さんがそれを組み替えて、歌詞にしてくれたので、『原因は君にもある。』という楽曲のアンサーソングっぽいなとも感じました」
――どれも"ゲンジブ"らしい楽曲だなと思いますが、共通した魅力はどんなところでしょうか?
大倉「『原因は自分にある。』というグループを川谷さんと笹川さんと久下さんが解釈してくれて、表現してくれて、僕らにぶつけてくれたなと感じています。それこそ『パラノイドランデブー』の歌詞じゃないですけど<メタにメタを重ねて>いる感じがすごいなと思いました。今までの楽曲もアーティストさんやクリエイターさんが僕らに提供してくださいましたが、楽曲によってどんどん"ゲンジブ"っていうグループの深みが増してきている感じがします。あとはライブで表現するときに、僕らが『原因は自分にある。』っていうグループのコンセプトを、いかに表現していけるかどうかっていうところにかかってくるんじゃないかなって思っています」
リリース情報
4thシングル『パラノイドランデブー』
発売中
詳しくは
こちら




原因は自分にある。"LIVE TOUR 2025 嘲笑倫理学のすゝめ"の東京公演を独占生中継!" width="304" height="203" loading="lazy" fetchpriority="high">



