STU48・石田千穂が選挙公約を果たすために奮闘！キノコと友達になる？

瀬戸内7県を拠点とするアイドルグループ、STU48の冠番組「STU48 イ申テレビ SEASON4」。2月10日にオンエアされたVOL.3は「選挙公約 石田千ほのおにぎり茶屋 前編」ということで、石田千穂をフィーチャーした内容になっていた。

「イ申テレビ」の番組スタッフを呼び出した石田は、昨年6月に行われた「AKB48世界選抜総選挙」での選挙公約に関して相談を始めた。「SNSを使ってファンの方と楽しみながら感謝の気持ちを伝えたい」という新公約を行いたいので手伝って欲しいと。新公約は「石田千穂のおにぎり茶屋」とのこと。
※後に「石田千ほのおにぎり茶屋」

石田が作ろうとしているのは、広島のお米を使い、自身でにぎる「松茸おにぎり」。しかも、松茸は自分が採ったものを使いたいと希望している。ここで最初の難関が。松茸の収穫時期は瀬戸内地方だと10月上旬から下旬頃だが、公約変更を申し入れた日は11月29日なのでピークはとっくに過ぎてしまっていた。番組スタッフが「厳しいのでは」と伝えても「ファンの人に感謝の気持ちを伝えたいから自分の手で松茸を」と石田の意志は強かった。そこまで言うのであればと、スタッフは松茸狩りをさせてもらえる山の持ち主を探し、何度も断れながらも、協力してくれる方を見つけることができた。

松茸狩り当日、石田はブルーのツナギ姿で大きなカゴを持って、やる気マンマンといった様子。同行してくれる松茸狩り専門家の「可能性はゼロではない」という言葉に、希望を持ちながらいよいよ松茸山へ。
ハイキングで利用するような登山道はなく、山の中を草や木をかき分けて進んでいくことを知り驚いていたが、山に入って数歩目でぬかるみに足を突っ込み、靴下が濡れてしまう。そんなハプニングがありつつも、急斜面を登って行く。すると赤松を発見！ローラー作戦で松茸を探すがなかなか見つけることはできない。食べられない種類のキノコを1つ見つけたが、結局松茸は見つからず...。しかしなんと「鹿の角」を発見！というミラクルが起こった。

収穫0の可能性も考えて代案が用意されていた。それは「椎茸栽培」。自宅で椎茸を育てられるキットを受け取った石田は、1週間で育つと聞かされても半信半疑の表情。しかし、「松茸以上に美味しい『石田ダケ』を作れるように頑張ります！」とポジティブに気持ちを切り替えた。
自宅での栽培の様子も、家庭用ビデオで撮影。観察日記のように1日目、2日目と進んで行く。3日目は遠征で自宅に戻れないので、ホテルに椎茸栽培キットを持ち込むなど、愛情を込めて椎茸を育てていた。4日目の映像にはホテルで同室の薮下楓も映像に登場し、「キノコの匂いが部屋に充満してます(笑)」と実況してくれた。5日目から6日目にかけて石田ダケが急成長し、キノコの姿になっているのが伝わってきた。

そして迎えた12月6日、開店当日の天気はあいにくの雨。場所に関しては、SNSにアップしたヒントを基にファンの方にたどり着いてもらうことになっている。100食限定だが、どれぐらいのファンが集まってくれるのか。100食分の食材も購入した石田はワクワクしている様子。

開催場所は、竜王公園。石田とスタッフが到着すると、なんとすでに到着して軒下で雨宿りしながら待っている8人のファンがいた。一番乗りしたファンは朝の8時半に到着したという。自宅で栽培した椎茸を使って100人分のおにぎりを作るという石田にとっても、ファンにとっても貴重な経験。ファンの人たちの待ち遠しい気持ちもよく伝わってくる。
石田が用意した食材はすべて広島県産。米はSTU48とコラボしている「恋の予感」、牡蠣醤油、そして栽培した「石田ダケ」。「毎日ずっと一緒に行動していて、友達みたいになっています」と、石田ダケとのお別れに少し悲しい気持ちになったようだが、「皆さんに美味しい石田ダケを使ったおむすびを食べてもらいたいなって思います！」と決意を語ったところで今回の放送は終了。

VOL.4は「選挙公約 石田千ほのおにぎり茶屋 後編」をオンエア。次回予告を見たところ、色々なハプニングが起こっているようだが、自家製椎茸を使ったおにぎりをファンに配ることができたのか気になるところだ。

文＝田中隆信

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