"今が1番"の「アンジュルム」リーダー・和田彩花が卒業後のビジョンを語る！

――卒業ソングの「夢見た15年」は元メンバーの福田花音さんが作詞を担当されていますが、初めて歌詞を見た時の感想は？

「福田花音ちゃんはスマイレージの初期メンバーとして一緒にデビューし活動してきて、『夢見た15年』の中にはスマイレージの頃の楽曲の歌詞がたくさんちりばめられていて昔のことをたくさん思い出しました。歌詞と一緒に当時のエピソードも頭によぎってきて、いろんなことを思い出しました」

――「卒業後もアイドルでいたい」とおっしゃられていましたが、今後の活動のビジョンは？

「私は、歌とダンスでもっといろんなことを表現できたらいいなと思っています。歌とダンスを使うということでは今とそこまで変わりはないのですが、表現する内容がずいぶん変わって私個人にどんどん向いてくると思っています。私は、"アイドルと女性のあり方"にとても関心があって、アイドル自身が考えるべきテーマだと思うんです。だからこそ私はアイドルを続けたいですし、アイドルの解釈の幅を広げたい。『何かを変える』ではなく、解釈の幅を広げることを1番の目的に活動していきたいです」

――15年間の活動の中で、1番の思い出を教えてください！

「それは決められないですね～！全然決められないですが、"今が1番"です。それはずーっと変わらずです。ずっと"今が1番"だと思っているから、どの瞬間も1番の思い出ですし。でも、今も過去になりつつあるから、また1番が更新されていけばいいなと思います」

文＝原田健　撮影＝皆藤健治

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