AKB48・岡田奈々が王子様の仮装で登場！世代を超えたセットリストで観客を魅了

10月24日に立川ステージガーデンにて「どっぼーん！2周年記念ライブ！」が開催され、岡田奈々、橋本陽菜、石綿星南、村山彩希、倉野尾成美、小栗有以、大竹ひとみ、岩立沙穂、坂口渚沙、向井地美音、小田えりな、下尾みう、山内瑞葵、福岡聖菜、下口ひなな、黒須遥香の16人のメンバーが出演した。

同番組は公式ゲームアプリ「AKB48のどっぼーん！　ひとりじめ！」のリリース2周年を記念したライブイベントとなっており、アプリ内のランキング企画で選ばれた16人のメンバーが登場し、メンバーのリクエストを元にバラエティに富んだセットリストを披露する一夜限りのスペシャルなイベントとなっている。

恒例の「Overture」が流れた後は、岡田の伸びやかなソロパートから「長い光」でライブがスタート。その後は「サステナブル」「久しぶりのリップグロス」といったAKB48の新旧の表題曲を立て続けに披露し、MCを挟んだ後はメンバーからのリクエスト曲のコーナーへ。

MCでは岡田が代表して「このステージはこのゲームでたくさん遊んでくれたみなさんのおかげで実現したので感謝の気持ちでいっぱいです！」と応援してくれたファンへ感謝を述べた。下口は「あの日あの時全力で頑張ってよかったなって思いますし、たくさんの皆さんの支えがあったからこそ最後まで続けてこれたのかなと思いますので、この気持ちをこの会場中みんなに伝えていこうと思っています」と会場を煽ると、向井地は「みなさんどっぼーん！や私たちへの愛を存分に伝えてください」と笑顔で挨拶し、2位にランクインした橋本は「みなさん2位ありがとうございます。これからもたくさん一緒にプレイしていただけるとうれしいです」と感謝を伝えた。

ランキング発表を挟んだ後は、メンバーがリクエストしたユニット楽曲を披露。倉野尾がリクエストした「MARIA」では、倉野尾、黒須、坂口の3人が黒の衣装を身にまとい、クールな表情で魅了すると、「僕たちの地球」では下尾、小栗、石綿の3人がバンドセットで豪快に歌い上げた。さらに橋本は「わるpyon」をソロでキュートに歌唱。途中には「どっぼーん！のプレイ回数が第3位に落ちてて、すごく悔しかったのでこれからもどっぼーん！をたくさんして皆さんの心を独り占めできるように頑張ります！」と可愛らしくアピール。岡田は「ゆうなぁコンビ」の相方でもある村山と前田敦子の「右肩」をしっとりと歌い上げ、観客からは大きな拍手が巻き起こった。

7曲連続でユニット曲を披露した後のMCでは、「純愛のクレッシェンド」を披露した岩立が「小嶋(陽菜)さんが憧れなので、今回そのポジションでできたのがうれしかった」、「野蛮な求愛」を披露した山内は「ひななちゃんだけ今回初めて『野蛮な求愛』をやってくれて、嫌な顔一切せず、一番ハイテンションで振りを覚えてくれて嬉しかった」と語ると、下口は「ここに懸けてました！」と明かした。さらに橋本から「書いたけどできなかったやつあるの？」と聞かれると、黒須は渡辺麻友の「大人ジェリービーンズ」をリクエストしたようで、その理由について「小さい頃から渡辺麻友さんの声真似をしながらやってたんですよ」と告白すると、その場で渡辺のキャッチコピーを披露する流れに。黒須は全力でキャッチコピーを披露し、「全てのまゆゆさんファンすみません」と苦笑いを見せた。

さらに「おはようから始まる世界」「抑えきれない衝動」「Teacher Teacher」の3曲を立て続けに披露し、バラードからダンスナンバーまでAKB48の振り幅の大きさを見せつけるようにパワフルにパフォーマンスした。石綿が進行を務めたMCでは、坂口が「自分がセンターの曲を選ばせていただくしかないと思って選ばせていただきました」、福岡は「約2年ぶりの披露に正直めちゃめちゃ緊張しました。自分としても大切な曲ですし、皆さんにも聴いていただきたいなって思っている素敵な楽曲なので、披露する機会をいただけたので選びました」、小栗は「やっと20歳になって、ちょっとは大人っぽさだったり、歌詞の意味を自分なりに解釈できるようになったので、今の私の『Teacher Teacher』を見てほしい」と語った。

ここからは「どっぼーん！クイズ」が行われた。3問終了時点での合計正解数に応じて豪華なご褒美が与えられるクイズ企画だ。前半は石綿、岡田、大竹、小田、黒須、下口、村山、福岡の8人が挑戦。どっぼーん！をたくさんプレイしているという大竹は「全問正解目指すしかない」と自信をのぞかせていたが、マニアックな質問にメンバーたちは大苦戦。惜しくも豪華なご褒美はお預けとなってしまった。続けてメンバーが入れ替わり、橋本、倉野尾、小栗、岩立、坂口、向井地、下尾、山内が登場した。第1問を見事全員正解させ、最終的にスターバックスカード1万円分を獲得。山内は「スタバみんな大好きなので最高です！」と喜びをあらわにした。

続いては=LOVE・髙松瞳、齊藤なぎさの「流星群」、NO NAMEの「この涙を君に捧ぐ」、キャンディーズの「年下の男の子」と昭和・平成・令和の世代を超えた楽曲を披露し、会場を魅了した。MCを挟んだ後は黒須のリクエスト曲「細雪リグレット」、村山のリクエスト曲「彼女になれますか?」、岩立のリクエスト曲「センチメンタルトレイン」、岡田のリクエスト曲「靴紐の結び方」を立て続けに披露し、メンバーはステージを後にした。

アンコールを求める拍手が鳴り響くなかで、王子様のコスチュームで登場した岡田は「みなさん今日は一緒にハロウィンパーティーを楽しみましょう！」と合図を送ると、ハロウィンの仮装をしたメンバーが一斉に客席からステージに登場し、「ハロウィン・ナイト」をハロウィンパーティーの如く賑やかに歌い上げた。会場のファンと一緒に記念写真を撮影した後は、「一緒に盛り上がれる曲」と下尾がリクエストした「未来の果実」でライブは幕を閉じた。