フジファブリックの最新ツアーが放送!傷だらけでも走り続ける彼らの魅力とは!?

インディーズからスタートし、多くのファンに愛されるロックバンド・フジファブリック。2月3日の横浜ベイホールを皮切りに「フジファブリックLIVE TOUR 2018"帰ってきた!!三日月ADVENTURE"」がスタートし、最新曲から過去曲まで網羅する幅広いセットリストで観客を沸かせた。

柴咲コウや藤井フミヤがカバーした「若者のすべて」をはじめ、数々の名曲を生み出したフジファブリックは、山内総一郎(Vo&Gt)、加藤慎一(Ba)、金澤ダイスケ(Key)の3人からなるスリーピースバンド。しかし現在の形になるまでに、さまざまな紆余曲折があった。

ギター&ボーカルの志村正彦を中心に2000年に結成。志村は奥田民生のライブを見て音楽を志したという。メンバーの入れ替えを繰り返しながらインディーズを経て、2004年にはメジャーデビューとなる1stシングル「桜の季節」、また同年に初のフルアルバム『フジファブリック』を発売した。

彼らの曲は「メロディがいい」「変態的」などさまざまな言葉で表されるが、突出しているのが「情緒的」であること。子供の頃の思い出や学生生活の出来事など、誰もが共感できる景色を歌詞の題材とすることが多い。

例えば『フジファブリック』に収録されている「陽炎」という曲は、小学生の頃の夏の思い出を主題としている。情景あふれる歌詞にギターやキーボードのうねりが重なり、誰もが見たことのある記憶に色を着けていく。そうして引き込んでおいて、強烈な音や声、捻じれた歌詞をぶつけてくる。それが彼らのロック、と言ってもいいだろう。

写真:尾藤能暢

2006年4月の時点で、メンバーは志村正彦、金澤ダイスケ、加藤慎一、山内総一郎の4人。彼らの創造性は時とともに進化を続けた。2006年5月に日比谷野外大音楽堂、2007年12月に両国国技館とライブも精力的にこなし、アルバムも2008年に3rdアルバム『TEENAGER』、2009年に4thアルバム『CHRONICLE』を発売。まさに順風満帆だった。

しかし2009年12月24日、フロントマンであり、ほぼすべての作詞、作曲を手掛けていた志村正彦が急逝してしまう。

直後に予定されていた「COUNT DOWN JAPAN 09/10」の出演はキャンセル。同フェスに出演した奥田民生らがフジファブリックの曲を演奏し、奥田は歌いながら言葉を詰まらせたというエピソードも残っている。

フロントマンの志村を失ったが、残ったメンバーは活動を続けた。2010年7月には5thアルバム『MUSIC』を発表。8月には山内、加藤、金澤の3人での活動続行を表明し、現在の形となった。

紆余曲折を経ながらも、その音楽性、魂は不変だ。彼らの"今"が見られる「フジファブリックLIVE TOUR 2018"帰ってきた!!三日月ADVENTURE"」はテレ朝チャンネル1にて6月3日(日)に放送予定。今年3月にEXシアターにて行われたライブを収録したものだ。彼らの自由な感性とパワーを、ぜひ全身で感じてほしい。

文=堀慎二郎

この記事の画像

放送情報

フジファブリックLIVE TOUR 2018”帰ってきた!!三日月ADVENTURE“

放送日時:2018年6月3日(日)17:00~

チャンネル:テレ朝チャンネル1 ドラマ・バラエティ・アニメ

※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

最新の放送情報はスカパー!公式サイトへ

記事に関するワード

この記事をシェアする

関連人物

関連記事

人気の記事ランキング

ランキングをもっとみる

スカパー!