さらに番組内では、結成2周年を祝う花冠をつけて進行。「FANFARE」のダンスレクチャーを担当したリーダーの木村柾哉は、MCの2人にも韓国語で振り付けを教え、ホンジュンから「教え方がとても上手です」と称賛を受ける。実際に音楽に合わせて3人で踊る場面では、完璧なシンクロを見せ、他のメンバーも手を叩いて大盛り上がり。その後の"メドレーダンス"ではINIの名曲を次々に披露し、躍動感ある群舞で魅了した。

後半には、K-POPのファン用語を使ったゲーム企画"相性チャレンジ"も。年下組の佐野と松田が「"マッネ(最年少のような最年長)"だと思う人」で「西洸人」と回答を一致させると、照れたような笑みを浮かべた西は、この番組でしか見られない"宇宙船チャレンジ"にチャレンジ。ひよこのカチューシャを付け、宇宙船のようなセットの丸窓からキュートな表情を連発させる場面も...。

また、高塚大夢(※「高」は正しくは「はしご高」)、後藤威尊、尾崎匠海、藤牧京介による、1999年生まれのメンバー"ククズ"は、卯年にちなんでウサギのカチューシャを装着。4人の相性を確かめる"テレパシーチャレンジ(お題に合わせて全員が同じジェスチャーをしたら成功)"で盛り上がった。

番組終盤では、西が「休日にピッタリの曲」と紹介した爽やかなナンバー「Do What You Like」を歌唱。個性あふれるボーカルと高いスキルに裏打ちされた生歌で番組を華やかに締めた。

メンバーたちの飾らない姿と絆、観覧に訪れた"MINI(ファンネーム)"への細やかなファンサービスまで余すことなく収めた「IDOL RADIO」。要所で韓国語を織り交ぜながら番組を盛り上げる、日本のバラエティの時とはまた一風異なる、等身大の魅力をぜひ堪能してほしい。

文＝川倉由起子