氷川きよしが町火消しに!演じて歌って魅了した「氷川きよし明治座特別公演2015」

氷川きよし
氷川きよし

2000年2月に彗星の如く演歌界に現れ、今もって絶大な人気を誇る歌手・氷川きよしが今年めでたくデビュー20周年を迎えた。3月に発売された両A面シングル「大丈夫/最上の船頭」はオリコンシングルチャートで3位をマークし、7月は日本武道館、9月は大阪城ホールにて20周年を記念するコンサートもあり、充実したアニバーサリーイヤーとなっているようだ。

氷川の過去の映像を集め、これまでの軌跡をたどる特集番組もあちこちで組まれている。映像の中で、若く、そして懐かしい氷川に会えるのだから、長く応援してきたファンにとっては嬉しい特集だろう。そんな中でも特に注目したいのが、「氷川きよし明治座特別公演2015」だ。

氷川は2003年に名古屋・中日劇場で初座長公演をつとめ、明治座での座長公演は2015年の公演で3回目となる。しかもこの公演は"TV初登場"なのだから、ファンには見逃せないプログラムと言えるだろう。

中村メイコと氷川きよし

公演は二部に分かれていて、第一部では氷川が役者として「め組の辰五郎~きよしの大江戸千両纏~」に出演する。演じるのは人情と正義感に溢れる町火消し・め組の辰五郎だ。

「火事で大切な人を亡くした人たちの力になりたい」との思いから火消しになった辰五郎が、かつて可愛がっていた親方の息子・虎太郎との約束を守るために、纏を手にし火事場に向かうというストーリー。心の籠もった演歌を歌う氷川が、人情味あふれる舞台を展開する。

第二部は「氷川きよしコンサート2015 in 明治座」で、纏をマイクに持ち替えて熱唱する。2000年2月にリリースされたデビュー曲「箱根八里の半次郎」はもちろん、2002年2月発売の「きよしのズンドコ節」、同年8月に発売された「星空の秋子」、2003年2月発売の「白雲の城」などのオリジナル曲に加え、昭和の懐かしいヒット曲を歌い上げる。

演技で魅せ、歌で聴かせる「氷川きよし明治座特別公演2015」は、ファンでなくとも夢中になれる魅力に満ちている。この番組はチャンネル銀河で開催中の「祝デビュー20周年4カ月連続氷川きよし特集」のプログラムとして8月18日(日)に放送予定だ。

同特集では他にも、デビューから20年間の歩みを氷川が語るインタビュー番組や、氷川がレギュラー出演していた人気の旅番組の特別編「旅の香り 誰も知らない夏の京都編」などが放送される。この夏はデビュー20周年を祝うとともに、長きに渡って活躍し続けてきた氷川の勇姿を堪能しよう!

文=堀慎二郎

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放送情報

氷川きよし明治座特別公演2015
放送日時:2019年8月18日(日)11:00~
チャンネル:チャンネル銀河 歴史ドラマ・サスペンス・日本のうた
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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