ガチすぎる愛が爆発！セントチヒロ・チッチ(BiSH)、スパイスカレーを頬張り至福の表情

ここ数年、一気にブームが巻き起こっている「スパイスカレー」。初心者向けのレシピ本が多数出版されていることからも分かるように、自宅でカレー作りにチャレンジする人が急増する一方、普通に店を出すよりも手軽に開業できる"間借り"の形態が増え、さらに鮮やかな見た目はSNSとの相性も抜群！ということで街にはカレー店が日々増えている印象だ。

間口は広いスパイスカレーだが、その奥に広がっているのはスパイスや材料の組み合わせによって無限とも言える味の組み合わせが楽しめる深淵なる世界。実際、SNSで「スパイスカレー」と検索してみると、シンプルで硬派なものから様々なトッピングが乗った一皿まで、オリジナリティにあふれたカレーがズラリと画面に並ぶ。

そんな"ゴールなき沼"とも呼べるようなスパイスカレーの世界を、BiSHのセントチヒロ・チッチとDragon Ashのドラマー・桜井誠がMCとして探求していく「スパイストラベラー」が、フジテレビNEXTにて放送されている。番組では、音楽業界きってのカレー好きであるMCの2人が、スパイスカレーブームを牽引する名店に足を運び、その魅力に迫っていく。また、スタジオではプロのシェフ指導のもと、家庭でも再現できるような一品を詳しい解説を交えながら調理し、ゲストに振る舞うコーナーもあるなど、盛りだくさんの内容だ。

MCだけでなく、2006年から毎日カレーを食べ続けている"カレーおじさん ＼(^o^)／ "ことAKINO LEEがナビゲーター役を務め、わずか5ヶ月の営業で「食べログ 百名店」に選出された「スパイスドランカーやぶや」の藪晋伍が2人に料理を教えるシェフを担当。ゲストには、"ハードコア・カレーシンガー"の異名を持つほどのカレー好きとして有名な黒沢薫(ゴスペラーズ)をはじめ、カレー通ばかりという本格的な番組だ。

そんなガチ度が高めな布陣の中でも、ひときわカレー愛を爆発させているチッチ。カレー店を訪れてSNSに写真付きで紹介したり、スパイスカレーを作ってメンバーに振る舞ったりするほどのカレーマニア。カレーを食べる時は一人になるというストイックなこだわりも持っている。

番組で訪れた大久保の超有名店・魯珈では、魯肉飯(ルーローハン)と組み合わされたカレーを口に頬張ると、あまりの美味しさに「...ンッ！」と声を出して泣きそうな表情になり、インドカレーを日本で初めて提供したという老舗・新宿中村屋 Mannaでは、伝統的なカレーを噛み締めるように味わっている姿が印象的だった。

さらに町中華×カレーという両国・錦糸町の生駒では、見た目から抜群に食欲をそそる麻婆カレー飯を食すると即座に「おかわりしちゃいますね」と2杯目に突入。千葉・ベンガルタイガーでは花が咲いた鮮やかなルックスのカレーを前に「かわいい！」とテンションを上げ、「めちゃくちゃおいしい！」と目を細めて感激するなど、豊かな表情と素直な言葉でカレーを食べた気持ちを表現。

一方、桜井は料理本を出版するほどの深い料理への造詣を生かした的確なコメントでカレーの魅力をレポート。秋葉原のアールティを訪ねた際には、ヨーグルトカレー「カリパコラ」というなかなか出会わないような珍しいカレーにも「チリが結構効いてたのでスパイシーでした。ホールスパイスも結構しっかり入ってて。コリアンダーを噛んだら、香りが弾けたり。その感じがすごい楽しいです」と、顔をほころばせながらも冷静に分析。ストレートに感想を表現するチッチとの良いコンビネーションで魅力を伝えていく。

"カレーの日"である1月22日(金)は「スパイストラベラー」がフジテレビNEXTにて一挙放送。奥深いスパイスの世界を探求していく一見マニアックな番組だが、深い知識がなくともMCたちの表情やカレーの珠玉のビジュアルだけで楽しめる番組になっており、一度入ったら抜け出せないカレー沼にどっぷりとハマってしまうこと間違いなしだ。

文＝HOMINIS編集部

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