ヤバイTシャツ屋さんが大阪城ホール公演を語る!こやまたくや「ベストなセトリになりました」

ヤバイTシャツ屋さん
ヤバイTシャツ屋さん

"ヤバT"の愛称で親しまれている3ピースバンド・ヤバイTシャツ屋さんが、2021年11月14日に大阪城ホールで単独公演「ヤバイTシャツ屋さん 大阪城ホールワンマンライブ『まだ早い。』」を開催した。初のアリーナ公演で、バンド史上最大規模の会場。バンドが次のステップに進むための重要なライブとなった。

その公演の模様が1月22日(土)にテレ朝チャンネル1で放送されることが決定。ライブ本編に加えて、バックステージの様子、メンバーインタビューなども盛り込まれた見応えのある内容になっている。

放送を前に、メンバーのこやまたくや、しばたありぼぼ、もりもりもとに公演の見どころや2022年の目標などを聞いた。

大阪城ホールワンマンライブについて語ったヤバイTシャツ屋さん
大阪城ホールワンマンライブについて語ったヤバイTシャツ屋さん

――11月の大阪城ホールのライブが放送されます。

もりもと「いやぁ、素晴らしいですね」

こやま「ほやほやの状態で、最新のヤバTを見ていただけるのはうれしいです」

――大阪城ホールで単独公演をすることが決まったのはいつ頃ですか?

こやま「最近ですよ。『こんな急に?』っていうぐらい。普通だと1年以上前から会場を押さえて、じっくり時間かけて準備してって感じじゃないですか。急にやれることになったんですけど、みんなにちゃんと会えてないからライブやりたいなって気持ちが強かったので、『やります!』って即答でした。そこから急ピッチで準備を進めて、結果的に盛りだくさんな内容のライブになりました」

――ステージからの光景はいかがでしたか?

しばた「大きくて人もたくさんいたんですけど、思ったよりも遠くに感じなくて、ステージからは客席がよく見えました」

もりもと「やっぱり迫力はありましたね。チケットの販売期間も短かったので、どれぐらいの人が来てくれるのかな?と想像できなかったんですけど、ステージに立って、見に来てくれた人たちの顔を見たら感動しました」

――「まだ早い。」というタイトルは5年前にメジャーデビューを発表した大阪・心斎橋BIGCATのライブと同じです。

こやま「とにかくチケットを売らなあかん!ってことになって、『タイトル、早く決めてください』って言われたんです」

しばた「他のライブのリハーサルをしてる時に、『今決めてください』ぐらいの感じで言われて」

こやま「じゃあ『まだ早い。』で!って」

もりもと「満場一致でした(笑)」

――セットリストはどのようにして決めたのですか?

こやま「僕がまず並べてみて、それをみんなで見ながら並び替えていきました」

しばた「最初のものと比べるとめっちゃ変わりました。大阪城ホールでライブをやることが決まったんですけど、関東圏でのワンマンライブができてなかったので急遽、東京・豊洲PITでもやらせてもらうことになって。実は、大阪城ホールでのセトリはある程度固まってきてたんですけど、豊洲でのライブが自分たち的にもすごく良くて、『大阪城ホール、ちょっと考え直そう』ってことになったんです」

こやま「そう。『リハしよう』ってスタジオに入って、3時間のうち2時間はセトリの話をしてました。『ここ、変えよか』って」

しばた「『だったらここも変えよう』って、気づいたら2時間経ってましたね」

もりもと「並び替えたらすごくしっくりきて」

こやま「昨日、映像チェックをしてたんですけど、自分らで見ながら『いいセトリやな』」

しばた「『流れがええなぁ』って」

こやま「『無駄がない!』って感じで(笑)」

もりもと「ものすごい挑戦をしてるわけじゃないんです」

こやま「このタイミングで大きな会場でワンマンライブをするにあたってのベストなセトリになりました」

――ライブは「We love Tank-top」で始まりました。

こやま「この曲は5年前の『まだ早い。』でも1曲目にやった曲なんです。いきなりミュージカルが始まる感じなんですけど、ライブタイトルも一緒やし、5年ぶり2回目をやるのもいいかなって」

しばた「スケールアップして(笑)。当時、見れへんかった人も多いと思うんです。実際、『見たかったからうれしい』っていう感想も多かったですね」

こやま「『1曲目で感動した』『生で見れて泣けた』って」

しばた「本来、泣くような曲じゃないんですけど(笑)」

――始まりからストーリーがあって、いい流れのセトリだと思いました。最後の「ネコ飼いたい」はセトリになかった曲で、急遽歌ったということですが。

こやま「初めて作った曲なんですけど、これを大阪城ホールでやると予定調和過ぎるかなと思ったので入れてなかったんです」

しばた「大阪でライブをやる時は基本的にセトリに入れてきた曲ですし、節目の時にも必ずやってきた曲なので」

もりもと「なので、1回セトリから外しました」

こやま「でも、最後に急遽追加してやってみたらハマりました。やって良かった~!」

もりもと「演奏した意図は?急にやりたくなったんですか?」

こやま「なんやろうな?」

しばた「"終わりたくない"もあるけど、"何か足らへん"感もあったかも」

こやま「うん、『あれ?「ネコ飼いたい」やってない』っていうお客さんの気持ちを感じたのかも。結果的にやりましたけど、予定調和じゃなかったから余計に"良かった"って感じたところはありますね、自分としては」

――このライブの"ここが盛り上がった""グッときた"というところをそれぞれ教えてもらえますか。

しばた「私は『きっとパルケエスパーニャ』です。2020年の3月に志摩スペイン村でワンマンをやる予定だったんですけど、それがずっと延期になっていて。お客さんも楽しみにしてて、『早く開催されてほしい』とか『志摩スペイン村に行ってきました』とかいろいろメッセージをくれるんです。こやまさんが事前に撮影しに行って、志摩スペイン村のキャラクターたちと一緒に映っている映像をビジョンに流しながら演奏したんですけど、これがすごく良かったなって。延期になってるけど、絶対にやるぞ!っていう気持ちも伝えたかったので」

もりもと「やっぱり『サークルバンドに光を』ですね。どんな時でもグッとくる曲なんですけど、大阪城ホールで演奏できたことに意味があるなって思いました。MC中に『BIGCATに来てくれてた人、手を上げて!』って言ったら、上げてくれてる人がいて、長く応援してくれてる人が節目を見届けてくれるって思ったら、初心を忘れたくないなって改めて思いましたし、この曲をやって良かったって感じました」

こやま「いろいろやったからなぁ。でも、ライブハウスやと出来へん演出の曲、シャボン玉が出てきたり、ゲストが登場したり、そういう普段はなかなか出来ない演出の曲も良かったかな。『げんきもりもり!モーリーファンタジー』では炎も出て、ネットで森林火災って言われたりしてましたけど、後ろのモニターにもりもとしか抜かへんかったり、面白かった(笑)。感動したのは、1曲目の『We love Tank-top』の後半にバンドパートがあるんですけど、そこで大きい音を出した時、お客さんがパーッと見えて、ちょっと泣きそうになりました」

もりもと「こやまさんは『良いことなんか言わへんし、ずっとヘラヘラしてるから、そんな感じで』って言ってたんですけどね」

こやま「そう。イキってたんですけど(笑)、1曲目から感動してました。放送では裏側も映されるので、始まる前のイキってる僕も見てほしいです(笑)」

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放送情報

ヤバイTシャツ屋さん 大阪城ホールワンマンライブ「まだ早い。」
放送日時:2022年1月22日(土)15:00~
チャンネル:テレ朝チャンネル1 ドラマ・バラエティ・アニメ
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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