「コーヒープリンス1号店」から15年。38歳となったユン・ウネが挑む「バラエティの域」を超えた壮大なチャレンジ

序盤は4人の笑顔が弾ける展開。期待いっぱいでタンザニアに入国したウネたちは、ンゴロンゴロ自然保護区でいきなりハイエナに遭遇。さらにサバンナにはライオンやゾウ、キリンたちの姿も。その凛々しい姿を目にして、テンションを急上昇させるチームの姿が映し出される。

アドベンチャー気分を高めた後は、プロの登山家によるキリマンジャロ攻略講義を受けて知識を蓄え、登山ウエアのレンタルショップで装備も万全。5泊6日の日程でいざ、キリマンジャロへと、快晴の中その第一歩を踏み出した。眼前に現れる巨大な滝や絶景に大興奮の4人は、川遊びも満喫する。

しかし予定調和に言が進まないのが大自然の掟。徐々に厳しくなっていく登山道、薄くなっていく空気、そして、まだ遥か遠くにそびえ立つキリマンジャロの頂...。それは、楽しいアクティビティの域を超えた過酷なチャレンジの連続で、メンバーたちにとっては自分自身の限界に挑むプロセスに他ならない。中腹では雨も降り出し、歩きにくい雨具をまとっての厳しい道程が続く。

やがて疲労の色を隠せなくなり、ペースが遅れがちになるウネは、「はぁ、辛い...」と声を漏らすように。それでも、「荷物を持とうか？」というホジュンの申し出にも「大丈夫」と無理をして歩き続ける。荒い息をしながら、チームに迷惑をかけまいと必死に歩き続けるウネ。その目には涙が...。正真正銘、ガチの登頂チャレンジには正直驚かされるが、一日中、登山道を歩き続ける過酷さをカメラはそのまま記録していく。

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