「美人骨」のアレン・レンと「慶余年」のリー・チンの2ショットに熱視線！中国を沸かせた美男美女スターによる時空を超えた恋模様

3000年前の世界に生きる陸炎は、序盤では髪を高く結い上げ、漆黒の鎧をまとった勇壮たる古装姿で登場する。さすがは「美人骨」をはじめとした時代劇で名をあげてきたアレン・レンだけに、陸炎が漂わせる高貴でクールな物腰とも相まって、その立ち姿は堂々として美しい。

そして第1話の終盤からは、現世に合わせた洋装姿に変身。前世での姿とは打って変わってキリリとした短髪にシックな黒の三つ揃い、ポケットに両手を突っ込んだまま闊歩する現代的なスタイルがまたハマっている。凛々しい古装姿もクラシカルなスーツ姿も甲乙つけがたいが、この2つの時代に跨った彼の変身ぶりには、序盤から心を掴まれてしまうことだろう。

于登登を目にすると、かつて愛した雲羲の生まれ変わりかと思い、情愛にあふれた表情を浮かべる陸炎。だが、どうやら別人らしいと認識するやいなや、さっと親しみの感情に蓋をし、眉根を寄せて緊張感をみなぎらせる。3000年という時を超えてきた者の戸惑いや葛藤といった感情の機微を、繊細な表情の変化でしっかりと見せるアレン・レンの確かな演技力が光る。

対する于登登は、青泉(チンチュエン)砦の女頭目で、破天荒でありながらも正義感あふれる性格の持ち主。資金繰りに困って金持ちの息子を婿にとる計画を立てたものの、まんまと逃げられてしまい、次の一手を探していたところ陸炎と出会い、目をつける。読みが外れることもあるが、天性の決断力に優れ、子分たちの扱いも堂々としたもの。リー・チンのチャキチャキした女頭目ぶりは、「慶余年～麒麟児、現る～」で見せた、可憐で艶やかなヒロイン像とはまた違った魅力を放っている。

そんな2人が運命の"再会"を果たし、命の危険に晒されながらも、時空を超えて固く結ばれた絆の物語が繰り広げられていく。アレン・レンはもちろんリー・チンによる華麗な立ち回りも迫力満点で、幾度も困難をくぐり抜ける中で次第に距離を縮めていく陸炎と于登登の恋愛模様からも目が離せない。

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