チャウヌ、ロウン、ソン・ガンら若手の存在感も光る！韓流ドラマを盛り上げた主役の座を占う、韓国地上波3局の「2023年演技大賞」受賞予想

ジョン・ヨンファ(CNBLUE)が「ブレインズ～頭脳共助～」で見せたチャ・テヒョンとの軽快なブロマンスや、Prime Video(TVショー部門)で配信され約20ヶ国でTOP10に上がる反響を呼んだ「ハートビート」のテギョン(2PM)など、"演技ドル"の活躍も印象に残る。また、今年9月にSF9を脱退したロウンが心機一転、主演を務めた2度目の時代劇「婚礼大捷」も話題をさらった。若手スターの活躍が目立つ今回は、大賞はもちろん投票で選ばれる人気賞の行方にも注目だ。

■2023 SBS演技大賞

安定した人気を誇る続編モノが目立った2023年のSBSドラマ。中でも注目は、やはり医療ドラマとして抜群の支持を獲得した「浪漫ドクター キム・サブ3」。シーズン1で大賞を獲得した名優ハン・ソッキュはもちろん、シーズン2で揃って優秀演技賞を受賞したアン・ヒョソプ＆イ・ソンギョンも続投し、視聴率も右肩上がりで好評のうちに最終回を迎えただけに、賞レースの中心的存在になりそう。

「復讐代行人2～模範タクシー～」のイ・ジェフンや「ファースト・レスポンダーズ 緊急出動チーム シーズン2」のキム・レウォンも、それぞれ前シリーズで最優秀演技賞を獲得しており、今回も受賞の期待がかかる。

そして、気になる存在が「マイ・デーモン」のソン・ガン＆キム・ユジョン。ユジョンは本年度のMCも任され、今年初めて制作されたSBS演技大賞の予告映像では、2人が揃ってドラマのセルフパロディを披露するなど注目の的に。人気・知名度共に抜群の"カップル"だけに、授賞式でも存在感を見せてきそうだ。

ベテラン勢が重厚な演技を見せる一方、アイドルや若手実力派俳優からも人気者が続々と誕生する韓国ドラマ界。その厳しい競争を勝ち抜いて"2023年の顔"となるのは誰なのか。1年の総仕上げとして、じっくり楽しみたい。

文＝酒寄美智子

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