「天国の階段」以来のチェ・ジウとの共演も話題!クォン・サンウの新たな代表作「ヒットマン」シリーズに見る第一線で活躍し続けられるワケ

韓流・海外スター

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「ヒットマン リサージェンス」 (C) STUDIO TARGET, ALL RIGHTS RESERVED.
「ヒットマン リサージェンス」 (C) STUDIO TARGET, ALL RIGHTS RESERVED.

あまりに悲しい結末でお茶の間の涙を誘い、日本でも大ヒットを記録した「天国の階段」(2003年)から22年。このドラマの中核を担ったクォン・サンウとチェ・ジウのまさかの"再会"が、今話題を呼んでいる。

「天国の階段」をはじめ、「マルチュク青春通り」(2004年)などの青春ものやラブロマンスに出演し、端正なルックスと繊細な佇まいを生かして第1次韓流ブームを牽引してきたサンウ。40代後半の"イケおじ"となった最近は、コミカルな魅力を爆発させ、数々のヒット作を生み出している。

「天国の階段」以来のチェ・ジウとクォン・サンウの共演も話題の「ヒットマン リサージェンス」
「天国の階段」以来のチェ・ジウとクォン・サンウの共演も話題の「ヒットマン リサージェンス」

(C) STUDIO TARGET, ALL RIGHTS RESERVED.

そんなサンウの魅力が詰まった主演最新作として6月13日(金)から公開されているのが、救急隊員役としてカメオ出演するジウとの22年ぶりの共演も叶った「ヒットマン リサージェンス」だ。

2020年に韓国で公開されると240万人を動員しその年のトップ4に入る大ヒットを記録した前作「ヒットマン エージェント:ジュン」から始まった本シリーズ。国家情報院のエージェントから漫画家に転身した主人公のジュン(サンウ)が、自身の経験をベースにした漫画で売れっ子となるが、その代償として国家とテロリストを巻き込んだ騒動が起き、ペンを銃に持ち替えて再び立ち上がるという内容だ。

「ヒットマン リサージェンス」
「ヒットマン リサージェンス」

(C) STUDIO TARGET, ALL RIGHTS RESERVED.

その第2弾として今年、韓国の旧正月に公開され、わずか2週間で観客動員200万人を動員したのが「ヒットマン リサージェンス」。ネタが尽き、酷評続きのジュンは一発逆転のため「自分が犯罪者だったらどうやってジュンを追い詰めるか?」という視点から物語を紡ぎ出す。

ネットで発表され好評を博したが、その数時間後に内容を模倣した犯罪が発生。ジュンは当局から疑いをかけられるが、その頃、真犯人により韓国全土を恐怖に突き落とす"地獄の門"が開かれようとしていた。

「ヒットマン リサージェンス」
「ヒットマン リサージェンス」

(C) STUDIO TARGET, ALL RIGHTS RESERVED.

元エージェントとは思えないようなチャーミングなジュンの人物像が、本シリーズの人気の秘密であり魅力。例えば、彼氏ができた娘をエージェントのスキルで尾行するシーンでは、彼氏に対するイラつきをのぞかせたかと思えば、イチャイチャぶりに目を潤ませるなど、娘に対する父の不安定な情緒をサンウがコミカルに表現している。

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映画情報

ヒットマン リサージェンス
2025年6月13日(金)より全国公開中
配給:アルバトロス・フィルム

詳しくは
こちら

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