ROSÉに続き、BLACKPINKから2人目の出演となったJENNIEは、「恥ずかしがり屋のせいでたくさん叱られた」という練習生時代から、多忙を極めたデビュー後の後ろめたい感情、そして世界中から豪華セレブが集うモードの祭典「MET GALA(メットガラ)」に参加するまでに上り詰めたグローバルスターとしての活躍まで、根掘り葉掘り質問するMCたちによってキャリアを丸裸にされていく。

「息をしていることが奇跡だった」と語るほどのプレッシャーに打ち勝ち、50分の間まったく休むことなく13曲を歌い切った「Coachella 2025」での圧巻のパフォーマンスについては、「完璧だからというより、本気で臨んだ自分の姿だったので」と、自分でもその映像を繰り返し見ていることを恥ずかしそうに打ち明けた。

そうかと思えば、2週間に及んだフェスから帰国した後は、6種類のキンパ(韓国のり巻き)とラーメンを食べたことを笑顔で告白する等身大な一面も飛び出し、MCたちを笑わせていく。

さらには松葉杖をつかなくてはならないほど、絶えず働き続けていく中で、次第に心に余裕がなくなっていったという過去や、そんな苦しみを克服して掴み取った現在の自信が込められた自作曲「like JENNIE」での堂々たるパフォーマンスまで、番組を通じて様々なジェニーの一面が顔を覗かせる。

それぞれが充実したソロ活動を行う中で一回りも二周りもアーティスト性に磨きをかけてきたBLACKPINKの4人。そんな彼女たちが1年10ヶ月ぶりとなる"完全体"でのカムバックで、どのような化学反応を見せるのか――？7月の再会が今から楽しみでならない。

文＝HOMINIS編集部