FTISLANDが日本武道館を揺らす情熱ライブ!意外な日本語勉強法も明らかに!?

FTISLANDの全国ツアー「FTISLAND AUTUMN TOUR 2018 -Pretty Girl-」が、9月28日に東京・日本武道館でファイナルを迎えた。

「今日もよろしく」というイ・ホンギのあいさつで幕開け。どこかノスタルジーを感じさせるナンバーに、ギターのソン・スンヒョンがラップでアクセントを添える。続く「Let it go!」では、アップテンポな曲に合わせてメンバーもファンもジャンプし、早くもボルテージは最高潮。「行くぜー!」というホンギの声に合わせ、観客が拳を突き上げて歌う。その一体感が心地いい。

メンバーと会場が1つになったまま「AQUA」へ。青い光がアーチを描くように輝き、まるで水の中にいるような感覚になる。シンプルなセットながらも、照明や映像を巧みに使い、曲毎に違った顔を見せてくれるのもFTISLANDのライブの醍醐味だろう。
「もっと大きい声出せや!」と関西弁でホンギがあおれば、会場中が大熱唱。そして、そのファンの声に応えるように、ホンギの歌と4人の演奏がますますパワフルさを増していく。ファンとの相乗効果で生まれる熱は、際限なく会場の熱気を高めていった。

イ・ホンギ

熱をはらんだままロックセクションへ突入。チェ・ジョンフンとスンヒョンのツインギターがまるでバトルをしているかのような、激しく力強い演奏から始まる「Time To」。真っ赤な炎が上がる中のパフォーマンスに圧倒される。中でも圧巻だったのは、チェ・ミンファンの高速ドラム。正確無比なリズムをワイルドに刻むミンファンに合わせ、メンバーもファンも体を自由に動かし、音楽を楽しんでいた。疾走感あふれる「BE FREE」、ミステリアスな世界観で魅了する「1234」と、最高にカッコイイ演奏を連発。

チェ・ミンファン
ソン・スンヒョン

一転、MCでは自由奔放、キュートな顔を見せてくれる5人。「今回のツアー今日が初めてな人?」という問いに、手を挙げるファンを見て「結構いるね?何してたの?」とホンギはビックリ。「お仕事ですね」スンヒョンがフォローするも「何で初めてかな?いっぱいやってるのに!」と、拗ねるジョンフンに客席から笑いが起こる。何でも言い合える空気感も彼らとファンの関係ならではだろう。そんなファンに対し、「みんなの反応が毎年うまくなってて満足しています。ありがとうございます」とホンギはお礼を。なお、この日のホンギは、日本語バッチリ。スンヒョンから「今、ちょうどいいよ。日本語が戻った」と褒められると、ホンギもニッコリ。そんな中、ジョンフンが「ホンギ以外(日本語)ペラペラ。『テラスハウス』(フジテレビ系)見てるから」と意外な日本語勉強法(?)を明かし、しばし「テラスハウス」の話題で大盛り上がり。「僕も出たい!」と意気込むジョンフンに会場は爆笑だった。

中盤はファンお馴染みの曲を特別なアレンジで。ギターのアルペジオから始まる美しいバラード「バレ」をイ・ジェジンがオペラ調で披露。これを受けたスンヒョンもオペラ調に、ホンギは踊りながらミュージカル調に歌い上げ大盛り上がり。また、「チョケッソ(I wish)」では、ファンだけでサビを大合唱。韓国語の歌詞ながらも完璧に歌うファンの姿に、メンバーも感動していた。

イ・ジェジン

次のセクションでは、日韓の新曲を披露。ジェジンが作った「Nowhere」は、苦しい恋の歌。「皆さんもジェジンになって聴けば、その気持ちを感じられるんじゃないかな?」とホンギからアドバイスが。一方、日本語詞の「Remember」はホンギ作詞作曲。ホンギは「ジェジンへのメッセージが入ってる。いつも弟ジェジンのことを思ってる、兄ホンギ(の気持ち)」と、冗談めかして説明を。曲中で出てくる「君」という歌詞でジェジンを指さすなど、仲の良さにホッコリさせられる。

その後「YOU DON'T KNOW WHO I AM」でファンとシングアロングし1つになると、「最後まで走っていくぞ!」とホンギがシャウト。「Paparazzi」「Shinin' On」「Champagne」「PUPPY」と畳み掛ける!

チェ・ジョンフン

ラストのあいさつでは「ファイナルだからマジメにいっちゃおうかなと思ってるんだけど」とホンギ。「僕らまだ(軍隊に)呼ばれてないので、来年もライブしに来られると思う。(入隊期間の)1年半はそんなに長くないからね。僕らがいないときとか事務所の後輩たちのライブに行ってもいいよ、全然。でも、好きになっちゃダメ!いいか?1番は私たちにして欲しいです」と本音を明かし、「来年もまたたくさんライブできるように頑張ります」とファンと約束をした。

ラストは「Hold the moon」と、ツアータイトルにもなっている日本最新シングル「Pretty Girl」。「Pretty Girl」では、ホンギのお願いで観客が「Pretty Boy」とコール。その声に「Hey,Nice!」とホンギが笑顔を見せ、会場がピースフルな空気に包まれた。

鳴り止まない歓声に応えて、アンコールでは何と4曲を披露!2時間30分に及ぶ熱いステージを繰り広げた。最後にメンバーが選んだ曲は「We are...」。離れ離れになる予感を持ちながらも、未来を信じる美しいこのバラードは、今の彼らがファンに届けたい1番のメッセージだったのかもしれない。

文=鳥取えり 撮影=ヤマダマサヒロ

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放送情報

FTISLAND AUTUMN TOUR 2018 -Pretty Girl-
放送日時:2018年11月17日(土)23:00~
チャンネル:衛星劇場
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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