人気俳優レイ・チャンが語る！恋愛で一番大切だと思うことは「やはり愛情」

6億人が視聴した大ヒットウェブドラマ「恋愛動物」が、6月30日(日)からホームドラマチャンネルで一挙放送される。結婚、別れ、再会など、本格的な大人の恋愛模様を描くこのラブロマンスに出演したレイ・チャンに、ドラマの裏話や日本の印象などを語ってもらった。

――レイさんが演じたチン・ハオ(ハウス)の魅力についてお聞かせください。

「まずは外見でしょうか(笑)。役作りに関して、監督とはクランクイン前から沢山話をしました。ハウスは経営者としてはすごく攻撃的で、従業員を解雇したりしますが、実はその裏では、彼らの次の仕事のことまできちんと考えていたりする。一見クールに見えますが、すごく温かみを持った人物だと思い、そのあたりは配慮して演じました。仕事は攻撃的で強い者は徹底して攻めますが、決して弱い者は攻撃しない。その一方で、恋愛面においては一途で奥手。そんなギャップも、ハウスの魅力なのではないでしょうか」

――今回「恋愛動物」のオンエアを記念して、日本で初めてソロでファンミーティングを行いましたが、日本の印象とイベントの感想は？

「これまで何度か来日しましたが、日本は素敵ですね。来日した時は必ずラーメンを食べます。本当に美味しい！今日は到着してすぐにトマトラーメンを食べました。日本でのソロイベントは初めてだったので、ずっと前からとても楽しみにしていました。しかもファンミーティングがクルージングパーティーだったので夜景もきれいで幸せなひと時になりました」

――普段のレイさんを動物に例えると？

「うーん、外見は狼かもしれませんが、内面はハスキーでしょうか。クールに見られがちなのですが、内面は犬だと思います。行動的でいろんな人と話すことが好きですし、けっこうおしゃべりなんですよ(笑)。人懐っこい性格だと思います。でも、恋愛面では猫のような性格だと思います。まずは相手を観察したいので、友人関係から始めます。相手を十分に理解してからじゃないと、積極的にいかないタイプです」

――今回の作品もそうですが、デビュー作などで、主演のマイク・ハーさんと何回も共演しています。現場では、どんな話をしましたか？

「彼とは若い時から共演していますが、今回は10年ぶりの共演となりました。お互い様かもしれませんが、ものすごく大人っぽくなりました。現場では、車やMBAの話をして盛り上がって、そんな話ができたことも新鮮でしたね。お互い大人になったけど、初心を忘れることなく仕事に取り組んでいるところは共通しているなと思いました」

――幅広い役柄に挑戦されているレイさんですが、役を引きずってしまうタイプですか？それとも現場で一気にスイッチが入るタイプですか？

「私は作品に入る前からずっと役に入り込んでしまうタイプです。ですから、クランクアップしたらすぐに旅行に出掛けるようにしています。旅行に行ってすべてをリセットし、素の自分やリズムを取り戻して、次の作品に入るようにしています」

――気持ちをリセットするために、旅行以外にも何かしていることは？

「運動が好きなので、筋トレはもちろん、ボクシングやバスケットボールなんかもやります。後はバイク！バイクに乗って出かけることは、ストレス解消法のひとつですね」

――今回の作品「恋愛動物」にちなみ、レイさんが恋愛で一番大切だと思うことは？

「やはり愛情ですよね。すごく大事だと思います。このドラマでは、全員が恋愛を練習しています。夫婦でも恋人でも、人を愛することで傷つくことはありますが、常にお互いが学習をして相手を受け入れることを学び、相手を変えるのではなく、自分を変えていくことが必要なんだなと感じました。生活の中で、どれだけ相手の愛を感じることができるか、そして2人で一緒にいる空間をどれだけ落ち着く場所に変えていけるのかが重要なのかな？と、今回の作品を通して知ることができました」

――最後に、読者にメッセージをお願いいたします！

「このドラマを見て、皆さんにも恋愛していただきたいですね。パートナーに愛されるためにはどうしたらいいのか、"愛することとは何なのか"を感じながら見ていただきたいです。愛についてのノウハウを、この機会にぜひ、自分のものにしてください！」

文＝蓮池由美子　撮影＝松井進
ヘアメイク＝貞廣有希

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