「ユア・ソング」「ロケット・マン」...エルトン・ジョンの歌はなぜ時代を越えて愛される?

クイーンのフロントマン、フレディ・マーキュリーの生涯を描き、日本でも社会現象を巻き起こした映画『ボヘミアン・ラプソディ』(2018年)によって、改めて注目が集まっているのが"ミュージシャン伝記映画"。フレディと同様、イギリス出身で世界的ミュージシャンとして知られる、エルトン・ジョンの半生を描いた映画『ロケットマン』(8月23日(金)公開)も、世界各国で封切られ、記録的なヒットを飛ばしている。

エルトン・ジョン

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映画『ロケットマン』は、グラミー賞を5回受賞し、全世界で3億枚以上のセールスを誇るエルトン・ジョンの栄光と、その影に隠れた壮絶な半生を、誰もが知る名曲と共に描いたミュージック・エンタテインメント大作だ。エルトン自身が製作総指揮を務めたことでも注目を集めた本作の物語は、イギリス郊外の街ピナーで育った幼少期から始まる。

厳格な父親と子どもに無関心な母親の間に生まれたレジナルド・ドワイト(のちのエルトン)。両親からの愛情を感じることなく育った彼は、才能を見出され国立音楽院に入学。孤独を振り払うようにロックに没頭するレジナルドは、生まれ持った名前を捨て、"エルトン・ジョン"としてプロのミュージシャンを目指し、レコード会社の扉を叩くことになる。

「エルトン・ジョン:ミュージック・マン」より

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劇中では、数々の名曲を共に生み出してきた作詞家バーニー・トーピンとの出会いや、彼との初めての共作であり、一気にスターダムへと押し上げた名曲「ユア・ソング(僕の歌は君の歌)」の誕生秘話、公私を共にしたマネージャーとの愛憎関係...と、現在のエルトンを語る上で欠かせないエピソードが続々と登場。ヒット曲を常に求められ続けるプレッシャーから、過食症やアルコール依存に陥り、心身共に追い詰められていく過程も赤裸々で、「ここまで描くのか」と驚かされる。

実際、映画ではオーバードーズで危うく命を落としかけた数日後、ロサンゼルスのロジャー・スタジアムで行ったという伝説的なライブシーンも登場している。10万人以上もの熱狂的なファンで溢れかえっていた会場内の熱狂ぶりや、ド派手なユニフォーム姿でバッティングを行ったというパフォーマンスも当時のまま再現。過酷なボイストレーニングを経て、吹替なしで名曲「ロケット・マン」を熱唱した主演俳優タロン・エガートンの熱演もさることながら、映画のエンドロールを飾る、エルトンとタロンが共演した新曲「(アイム・ゴナ)ラヴ・ミー・アゲイン」もファンならば必聴のナンバーだ。

「エルトン・ジョン:ミュージック・マン」

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「エルトン・ジョン:ミュージック・マン」

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前述の「ユア・ソング」「ロケット・マン」以外にも、「土曜の夜は僕の生きがい」「クロコダイル・ロック」...と、エルトンは珠玉の名曲たちを世に送り出してきた。ミュージック・エアでは、改めて注目が集まる彼の軌跡を辿ったライブ&ドキュメンタリー「エルトン・ジョン:ミュージック・マン」を8月10日(土)に放送。彼がなぜ"孤高の天才"と称されるのか――映画公開を機に、時代を超えて愛される彼の音楽に触れてほしい。

文=スズキヒロシ

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放送情報

<エルトン・ジョン特集>エルトン・ジョン:ミュージック・マン
放送日時:2019年8月10日(土)19:00~
チャンネル:ミュージック・エア
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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